エキサイトブログ

340「長旅の途中、時に何もない無人駅で時間を潰さなければならないこともある…！」ドイツ、エルツェ

2002年春の旅は南ドイツのミュンヘンからスタート。その後「ロマンティック街道」の古都アウクスブルクや友人夫婦の住むプフォルツハイムを巡った。続けてフランスに入国し、世界遺産の可愛い街コルマールにも１泊。さらにドイツに再び戻ってモーゼル河畔のトリーア、バンベルク、ローテンブルク、大学町ゲッティンゲンと泊まり歩いた。自ら立てた旅程だけども何とも毎日が慌ただしい。元々せっかちな性格だからこんな旅...

疑獄を乗り越えてのクリスマス・オラトリオ

ようやく少しだけ余裕ができて「クリスマス・オラトリオ」を聴いている。ルードヴィヒ・ギュトラー指揮、ヴィルトゥオージ・サクソニア、 コンセントゥス・ヴォカリス・ウィーンによるもの。棚を調べてみて 僕はこの音盤しか持っていないことに気付いた。ドレスデンの聖ルカ教会で演奏されたもので残響も豊か。華美すぎず抑制の効いたとても素晴らしいもの。とっても耳に馴染む演奏で、とりわけソプラノのクリスティアーネ...

【ヨーロッパの駅バックナンバー：071〜080】

ヨーロッパの駅シリーズ。今回は071から080までの10駅。例えば北スペインのキリスト教の聖地へ通じる“巡礼の道”の出発地となるフランスの小さな街とか、かつて文豪ゲーテが訪れた劇場のある北イタリアの街とか、誰もが知っている童話『ブレーメンの音楽隊』の街などイロイロあります。お時間のある方はドーゾゆっくりご覧ください。［071：エニス（アイルランド）］https://kazoo66.exblo...

340「長旅の途中、何もない駅で時間を潰さなければならないことだってある…！」ドイツ、エルツェ

2002年春、この時の旅は南ドイツのミュンヘンからスタート。その後ロマンティック街道のアウクスブルクや友人の住むプフォルツハイムに滞在。次にフランスに入国し、さらにその後再びドイツに戻ってトリーア、バンベルク、ローテンブルクを経て大学町ゲッティンゲンに1泊した。何ともせわしない旅程だ。ゲッティンゲンの翌日はメルヘン街道の主要都市ハーメルンへ向かう。ハーメルンに行く前夜、ゲッティンゲンのホテル...

［ヨーロッパの駅／072：エルツェ（ドイツ）］

今回の駅はドイツ、人口１万人以下の小さな街エルツェ。メルヘン街道のハーメルンに行く途中、乗り換えのために降りた駅。ガイドブックには載ってない。列車の遅れがあったりして、エルツェ駅に着いたらハーメルン行きは出発した直後だった。しかたない。次の列車を待つため時間が余ってしまう。さて、どうしよう…？駅にコインロッカーでもあれば、かさばる大きなリュックをぶち込んで街を散策できるけど、そんな気の利いた...

名盤◎銘盤NO30クリスマスに聴くフリッチャイの「第九」

2020年12月25日（金）クリスマスに聴くフリッチャイの「第九」。これは大いに感動した。最近聴いた「第九」では筆頭格であろう。フリッチャイだからやはり期待を裏切らなかったというのが偽らざる心境である。1958年1月、ステレオ録音初期の迫力ある演奏に圧倒された。ソリスト陣がこれまた最高レベル。数ある「第九」でも、これは隠れた名盤ではないか。それもそのはず、以前に自らが「第九」演奏のいの一番で...

週刊 BBC Proms 2020 私選リスト [7月17日～7月23日]

毎日慌しく過ごしていたら、明日金曜にはもう今年のプロムスが始まってしまうことに気がつきました…。まだ実感が沸かないのは、多分注文した公式ガイドブックが届いていないせい。届くのだろうか…。そもそも販売してるの?プラス、今年の各プロムを把握できていないから。発表されたのはつい先日で、まだ詳細がわからないものもあるので例年のような準備ができてない。ぶっつけ本番気分。今年は新型コロナウイルス感染拡大...

ベートーヴェン歌劇『フィデリオ』を聴くCD

①ベートーヴェン：歌劇『レオノーレ』（全曲）オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティクモンテヴェルディ合唱団指揮：ジョン・エリオット・ガーディナーヒレヴィ・マルティンペルト（S/レオノーレ）キム・ベグリー（T/フロレスタン）クリスティアーネ・エルツェ（S/マルツェリーネ）録音：1996年9月、The Colosseum, Watford, United KingdomUniversa...