"カラム・ターナー" の検索結果 3 件

  1. DAY10

    DAY10

    ミニガンを掃射する。博物館の近くに詰めていたレイダーはあっさりと吹き飛んだ。首が飛び、腕が消えた。あるレイダーの頭蓋から灰白色が飛び出す。他のレイダーは体が縦に裂けた。アラスカでもそうだったし、アフリカでも同じだった。どこでも同じだった。ディビット・ターナーは鋼鉄の中で不思議な感覚に陥る。別の自分が自分を操っているような感覚。操られている自分はパワーアーマーを操って動かしている。操られている...

  2. DAY9

    DAY9

    「俺の名はスタージェス。エンジニアだ」プレストン・ガービーの隣にいた大柄な男が名乗った。見た感じでは20代半ばであったが、その声は低くて落ち着きがあった。「この博物館の天井に、ベルチバードがぶっ刺さっているのに気づいていたかい? 廊下に出てみなよ。そこから機体が見える」確かにあれはアメリカ空軍の軍用ヘリコプターだ。日の光を受けて、鈍色に輝いていた。「終末戦争のときに墜落してきたものだと思う...

  3. DAY8

    DAY8

    バルコニーの男はプレストン・ガービーと名乗った。「あんたは我々のヒーローだな。私はプレストン・ガービー。私が知る限り、私が最後のミニッツメンだ」「よろしく、ガービー。私はディビット・ターナー」博物館前の交戦は、ものの数分で終わった。私の予想通りガービーは「できる男」で、挟み撃ちの利点を活かしてくれた。地上の5人のほか、建物内に侵入していた者もすべて排除した後私とガービーは拳を突き合せた。「怪...

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