エキサイトブログ

アンナ・カレーニナ

３月１日、シアターコクーンにてマチネ観劇2020年夏に予定されていた公演がコロナの影響で中止となってしまったこの舞台、主演の宮沢りえさんの熱量を思い切り感じた約3時間45分。破滅へと向かっていく愛とアンナと、希望に満ちた純愛のブロンスキーとキティを対比した脚本演出がとても面白かった。ロシア文学は重いなぁって思う反面、芝居を鑑賞するたびに重面白い。原作レフ・トルストイ上演台本・演出フィリップ・...

人間はそれぞれふたりの天使にまもられていると言います。ひとりは良い行い、もうひとりは悪い行いを促し、すべての言動はこれらの天使の命令によります。（10）

『完訳世界文学に見る架空地名大事典』アルベルト マングウェル、 ジアンニ グアダルーピ（講談社）2002/12 ＜アガルタ＞スリランカの古王国（旅行者によってはチベットにあるという人もいる）。アガルタは不思議な国である。というのは訪れる者がそれと気づかぬままにそこを通り過ぎてしまうからである。彼らはそれと気づかずに、有名な「認識の大学」パラデサを目のあたりにしていたのである。そこに...

あなたの人生を導いてくれる天使、聖人、アセンディッド・マスター、世界中の神々と親しくなる方法は、少しも難しくありません。だれにでもできます。ただ、今までその習慣がなかっただけ。（8）

『フェローシップ』知られざる宇宙の隣人たちブラッド・スタイガーたま出版1996/2 ＜エジプトでナポレオンの前に現れたレッド・マン＞・神秘的現象として伝えられている伝承によると、野望にあふれる軍事指導者であったナポレオンの前に「レッド・マン」と呼ばれる存在が姿を現したのは、ナポレオンがエジプトに出征しているときのことだった。この不可思議な訪問者は過去にもフランスの統治者に警告を与えた...

NHKワールドで日本のドラマ♪

最近こんなドラマを観て、すっかり感動しました！NHKワールドのオンデマンドで今やってる「眩（くらら）～葛飾北斎の娘～」。葛飾北斎の三女・お栄（画号：葛飾応為）の半生を描いた、直木賞作家・朝井まかての小説「眩」を4Kドラマ化した作品。ストーリーや構成も良かったし、主演の宮崎あおい＆父である北斎役の長塚恭三はじめ松田龍平、余貴美子、西村まさ彦、野田秀樹など私でも知ってる役者さんぞろい。それにNH...

白井聡・望月衣塑子『日本解体論』より(17)

昨日のA級順位戦最終局、2敗の藤井竜王と広瀬八段がともに勝利。渡辺名人への挑戦権は、3月8日のプレーオフに持ち越された。藤井竜王は、その前、3月5日に棋王戦の第三局で渡辺棋王との対局がある。さて、久し振りにこの本のこと。白井聡・望月衣塑子『日本解体論』（朝日新書）2022年8月30日初版の白井聡と望月衣塑子の対談『日本解体論』から十七回目。目次。-----------------------...

国破れて山河無しin 河内４０５。舞台。道化。女帝。異常。悪寒。洗脳。節穴。奴隷。家畜。巡業。巡礼。

ご無沙汰致して居ります。イシバシで御座います。(_ _)。さて、皆さま如何お過ごしでしょうか？相変わらずガイアの行進が続きます。今日は朝から雨が、放射冷却が無くなったおかげで、気温は穏やかで、暖かい位なのですが、春先のしっとりした感じと、夜中が冷え込まなかった所為で、花粉が飛びまくり、マスクが手放せません。イシバシ自身はエアコンが効いて暖かく、花粉の無い部屋で、朝から、チャイコフスキーの音楽...

白井聡・望月衣塑子『日本解体論』より(16)

ロシアのウクライナ侵攻から、丸一年。テレビやネットで確認する限り、西側の経済制裁がロシア国民の生活を困窮させるまでには至っていない。並行輸入などにより、スーパーや商店の品物は、それほど不足していないし、物価は上がっているが、それはロシアに限らないことだ。プーチンへの支持率は高い。フェイクであるという指摘もあるが、この本では、どのように書かれているのか確認しよう。白井聡・望月衣塑子『日本解体論...

新刊：Orang-orang Malangドストエフスキーの「貧しき人々」のインドネシア語版

Jual Buku Sastra-JBSのFacebook(2/20)に出ていました。Judul: Orang-orang MalangPenulis: Fyodor DostoevskyPenerjemah: Hartono HadikusumoPenerbit: Tanda Baca,Halaman: xvii + 218 hlm.Harga: Rp90.000"さて、言ってお...

地球のさんぽ２８８は帝政ロシアのはじまり、プロイセン王国を少しばかり

２月21日、22日、23日に「地球のさんぽ・No.288」を開きます。先月予定していた「ルーシの歴史」の10回目を、先月は天候（寒波）と健康の都合でお休みしましたので、再挑戦です。今回でやっと、「帝政ロシア」とか「ピョートル大帝」という呼び方がはじまります。前回は「大北方戦争」と呼ばれる、スウェーデンとロシア、ポーランドなどの戦いについて眺めてみました。それで最後に、1714年にスウェーデン...

「日本はいま、やがて第三次世界大戦と呼ばれるであろう戦争の攻撃対象国となっている」（11）

『神々の予言』（ジョージ・ハント・ウィリアムソン）（ごま書房）1998/9 ＜神になった「シータ・ユニバース」のエルダー＞・彼らは、物理的な世界に住む、物理的な肉体を持った生命体ではあったが、厳密に言えば、今の我々のような三次元の世界のみで生きる生命体ではなかった。彼らは、種族全体で、はるか遠い昔から、時間と空間を超越した存在になることを目指していた。つまり、惑星や太陽系といった物理...