"大正の建物" の検索結果 233 件

  1. 155+. 卒業アルバム / ファタヒラ広場(再訪)

    155+. 卒業アルバム / ファタヒラ広場(再訪)

    会議の翌日、土曜。ジャカルタの希少な観光地、『ファタヒラ広場』へ行ってみた。地下鉄ができても変わらない、あるいはひどくなった道路渋滞でタクシーは歩くように進む。ホテル近くのマッサージに行った方がよかったかな。なんどか思ったが、賽は投げられている。広場手前で車を降りると。いないではないが、暑さから人々は建物にへばりつくよう。ぽっかり空いた広場の一角に元『ファタヒラ郵便局』がある。「美術館として...

  2. 583. 変わりゆくもの、変わらないもの / スディルマン通り

    583. 変わりゆくもの、変わらないもの / スディルマン通り

    6年間(2011-2016年)住んでいたジャカルタへ、コロナ後はじめて訪れた。去ったあとの6年、地下鉄が開業したのは知っている。どれほど変わっただろう?ジャカルタはオランダの植民地だった。だから英国の支配下だったシンガポールやクアラルンプールに比べて街並が美しくない、あるいは味気がない。駐在時代に日本人間で言われていた。調べてはいないけれど、なんとなく納得できた。町の真ん中を南北に貫く、ジャ...

  3. 582. 音楽的帰納法 / コンセルトヘボウ

    582. 音楽的帰納法 / コンセルトヘボウ

    日は傾き始めた。『ミュージアム・スクエア』に朝からずっといる。広場短辺(1つは『アムステルダム国立美術館』)のもう1辺は、三角破風を6本の円柱が支える『コンセルトヘボウ』が少し斜めに構える。【写真↑】「世界3大ホールの1つ。行く価値絶対ありますよ」Sさんに誘われ、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを前日予約した。演目は、ロレンツォ・ヴィオッティ(Lorenzo Viotti指揮)...

  4. 581. 表現に勝るものなし / アムステルダム市立美術館

    581. 表現に勝るものなし / アムステルダム市立美術館

    『ミュージアム・スクエア』の突当りには、レンガ造の『アムステルダム国立美術館』があり、長辺の中間あたりに『アムステルダム市立美術館』がある。白いバスタブのような、という表現に勝るものはない【写真↑】。コンペでロバート・ヴェンチューリ(米国)が選ばれたのち、1996年にアルヴァロ・シザ(ポルトガル)にかわった。実施されたのはメルス・クローウェル(オランダ、スキポール空港など)の設計になる。国立...

  5. 580. あの成功がはじまり / アムステルダム国立美術館

    580. あの成功がはじまり / アムステルダム国立美術館

    岩山『バレー』へ立寄った後、アムステルダム中心部の『ミュージアム・スクエア』へ向かう。ロッテルダムにある『ミュージアム・パーク』と同じような規模ながら、雰囲気は異なった。こちらは端から端まで見渡せる芝生の広場で、著名な3つの美術館の前庭となる。公園というよりニュートラルな空間が、高密度な建物群を受け止める。『アムステルダム国立美術館』開館時間(朝9時)に合わせて来たものの、当日券の発売は9時...

  6. 579. カッパドキアかテトリスか / バレー

    579. カッパドキアかテトリスか / バレー

    アムステルダムでは、宿泊料が比較的安い、中心部から南へ徒歩30分ほど、ズィーダスZuidasで泊まった。エリアの中心となるZuidas駅の東近く、遠目にも奇妙なツイン・ビルが見えた。岩山を刳りぬいたような造形はトルコ『カッパドキア』【写真↓】を思わせる。週末の朝、アムステルダム中心部へ行く途中に、その高層ビルへ立寄った。ツインではなかった。3つのビルからなり、道路側は土色の壁が不規則な凹凸を...

  7. 578. 帰り道で見た / ロッテルダム中央駅(現代建築) と ウエスターシングル

    578. 帰り道で見た / ロッテルダム中央駅(現代建築) と ウエスターシングル

    ロッテルダムで個性豊かな5つの建物を見たあと。朝から何も食べていないけれど、おなか一杯、満ち足りて駅へ向かう。縦横に伸びる歩行者天国もよかったが。復路、(下調べなく最短路で通ったのだが)駅前へ連なる街並、『ウエスターシングル』のたたずまいも、なかなか車道と水路にはさまれた歩道を行く。緑の土手とぱらぱら控え目な街路樹。水面に映る街並のスケール感は、作り込んだように冴えている。公園の一部のような...

  8. 576. サマーキャンプは終わった / オランダ建築家協会・博物館

    576. サマーキャンプは終わった / オランダ建築家協会・博物館

    『ミュージアム・パーク』の北エリア。鏡のお椀『デポ・ボイスマン・ヴァン・ベーニンゲン』(設計:MVRDV、2021年)と並んで『オランダ建築家協会・博物館』がある。指名コンペ(レム・コールハース、ヴィム G.クイスト、ヒュバート・ヤン・ヘンケト、ベンテム&クラウエルら6名)で選ばれた作品は、水に浮かぶ3棟(ガラス、レンガ、コンクリート)からなる。もっとも高いガラスの箱には、建築博物館の名にふ...

  9. 575. どこからはいる / クンストハル美術館

    575. どこからはいる / クンストハル美術館

    世界最初の歩行者専用道路はロッテルダムの『ラインバーン』(Lijnbaan)と言われる。『ミュージアム・パーク』は、『キューブハウス』や『マルクトハル』のあるロッテルダム港湾エリアから西へ1kmほど。お店が並んだ歩道が縦横に伸び、テーマパーク気分で歩く。小さな公園に大小の美・博物館が7館ほど。核となる『ボイマンス ファン ベーニンゲン美術館』は改修工事中。隣にある、鏡のお椀『デポ・ボイスマン...

  10. 574. かまぼこかちくわか / マルクトハル

    574. かまぼこかちくわか / マルクトハル

    賑やかな商店街『ブラーク』(Blaak)を行く。『キューブハウス』が見えると、実物を目にした感動があったが。その直前、広場と連なる『マルクトハル』(=マーケットホール)の容貌はそれ以上に衝撃的だった。高さ40メートル(間口70×奥行120メートル)、巨大なかまぼこ型のビルは遠くからも目立つ。中がすっぱり抜けているから、馬蹄形あるいは、半ちくわといった方がいいかもすり身にあたる部分は集合住宅2...

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