"郷土玩具" の検索結果 91 件

  1. 「青森県立郷土館ニュース」は新規記事の掲載を停止しております。

    「青森県立郷土館ニュース」は新規記事の掲載を停止しております。

    このブログ「青森県立郷土館ニュース」は、新規記事の掲載を停止しております。新しい記事につきましては、現在、当館指定管理者のブログ「Weeklyきょうどかん」が開設されておりますので、そちらをご覧ください。→「青森県立郷土館」のブログWeeklyきょうどかんへ

  2. ふるさとの物語 第153回今別の昆布江戸時代はブランド品

    ふるさとの物語 第153回今別の昆布江戸時代はブランド品

    江戸時代、三厩湾の昆布はブランド品で、重要産物であった。今別町史によると、中国向け輸出品として長崎に出荷されたものは「津軽昆布」の名が付いた。能登・加賀などの商人が買い付け、三厩港から船積みしたものは「三厩昆布」、さらに若狭へ渡り、京都・大阪へ売り出されたものは「若狭昆布」とも呼ばれたという。昆布が最も繁茂した場所は今別町の沖合であり、その由来は同町本覚寺の高僧貞伝上人の伝説となって、この地...

  3. ふるさとの物語 第152回黒石の温泉郷古くから湯と景勝の地

    ふるさとの物語 第152回黒石の温泉郷古くから湯と景勝の地

    黒石市の浅瀬石川沿いの道筋(かつての山形路、山形通)周辺には、温湯、板留といった出湯場(いでゆば)(温泉場)のほか、旧中野村の不動堂(現中野神社)や紅葉山、落瀧(おとしだき)などの景勝地が各地にあり、古くから人々に親しまれてきた。各出湯場には湯宿(ゆやど)が設けられて湯治客が訪れ、特に温湯は名湯として広く知られたため、藩政期には弘前藩の藩主たちも入浴に訪れた。一方、旧温湯村と旧板留村の間付近...

  4. ふるさとの物語 第150回勾玉時代による異なる形

    ふるさとの物語 第150回勾玉時代による異なる形

    勾玉(まがたま)は独特の湾曲が美しい装飾品で、三種の神器の一つでもある。近年は滑石(かっせき)や蝋石(ろうせき)などの軟らかい石材を用いた体験学習で自作されることも多い。古くから多様な石材、あるいは土やガラスで作られた勾玉だが、新潟県糸魚川市周辺に産出するヒスイで作られたものには格別の美しさがある。勾玉の起源は、動物の牙を模したものであるとか、胎児をイメージしているなど諸説あるが、写真のよう...

  5. ふるさとの物語 第149回天然氷と機械氷 環境恵まれ 並行生産も

    ふるさとの物語 第149回天然氷と機械氷 環境恵まれ 並行生産も

    氷には、冬の寒さを利用して作る「天然氷」と、工場で作る「機械氷」がある。本県で初めて機械氷を製造したのは、去る2月18日に創業100年を迎えた青森製氷株式会社である。機械製氷会社の登場は、衛生やコスト、安定供給といった面で本県の氷業界に画期をもたらした。1920(大正9)年の創業は、東京で日本人資本の機械製氷が始まった1884(明治17)年から約40年後。水産物の取扱量が多い本県で、氷は冷蔵...

  6. ふるさとの物語 第148回鈴木正治作「角巻」ほっこり、癒やされる

    ふるさとの物語 第148回鈴木正治作「角巻」ほっこり、癒やされる

    「角巻(かくまき)」は、北東北や北海道で50~60年前まで一般的だった防寒着であり、四角形の大判の毛織物を三角に折って、頭からすっぽりかぶって寒さや雪を防いだものである。毎年、五所川原市金木地区で行われている地吹雪体験の衣装としてもおなじみである。以前もこのコーナーで紹介した作者の鈴木正治(すずきまさはる1919~2008年)は、ご存知の方も多くいらっしゃると思う。青森市出身の彫刻家で、生涯...

  7. ふるさとの物語 第147回カサゴケ傘のよう独特な姿

    ふるさとの物語 第147回カサゴケ傘のよう独特な姿

    山に登る楽しみとして、下界にはない植物と出合えることがある。県内の山でも偶然、カサゴケに出会ったときの嬉しさはひとしおだ。このコケは、コケ植物(蘚苔(せんたい)類)の中の蘚(せん)類に属しているが、その姿形は独特だ。地面から立ち上がった茎の先端にたくさんの葉がついていて、四方に広がる様子が広げた傘のように見えるので、名前の由来はすぐにわかる。生育するのは、山の頂までもう一息ぐらい手前の灌木(...

  8. ふるさとの物語 第146回サメの歯の垂飾品縄文人の権威の印

    ふるさとの物語 第146回サメの歯の垂飾品縄文人の権威の印

    東北・北海道周辺には、全長3㍍ほどのネズミザメ(モウカザメ、津軽ではカドザメ)と呼ばれるサメが生息する。サメ漁は冬の津軽海峡で盛んに行われている。昔はよく食されていたが、今日では正月料理としてだけ食卓にのぼる家も少なくない。サメは海に住む最強の魚であり、海を生活の場とするものにとって恐ろしい存在である。それは縄文人にとっても同じだったろう。本県には、サメの骨が出土した縄文時代の遺跡が約25あ...

  9. ふるさとの物語 第145回ねまり相撲近世に江戸でも流行?

    ふるさとの物語 第145回ねまり相撲近世に江戸でも流行?

    私たちの文化には、有形の文化と無形の文化の2種類がある。前者は美術工芸品や建築などの形あるものであり、後者は歌舞音曲、工芸技術などの技芸が該当する。そのなかには長く伝承されてきた遊びも含まれる。例えば冬になると、県内各小中学校では無形の文化の一つ「ねまり(座り)相撲」の大会が開かれる。両者が座ったままで相撲をとる遊びだが、その由来については「津軽の伝統」「昔の武士達の冬場の鍛錬」という解説も...

  10. ふるさとの物語 第144回十二池の内四の池師の作品忠実に再現

    ふるさとの物語 第144回十二池の内四の池師の作品忠実に再現

    水面から枯れ木が多数突き出ている。そして、池を囲む木々の間を吹き抜ける風が、水面を小さく波立たせているのか。静寂と澄んだ空気を思い起こさせるかのような、不思議な光景である。本図「十二池の内四の池」に描かれている十二池(深浦町の十二湖)周辺は、現在も人気の観光スポットとして知られている。ブナ林に囲まれた大小の湖沼群は、季節により様々な景観を楽しむことができ、訪れる人々を魅了している。本図は、弘...

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