"キッズプログラムスペシャル" の検索結果 15 件

  1. 鎌倉の13棟が終わりました。

    鎌倉の13棟が終わりました。

    8月19日から21日まで鎌倉芸術館で開催されていた「観て聴いて体験して鎌倉文化の魅力大発見!」「夏休みキッズプログラムスペシャル」が終わりました。 僕は講師として「鎌倉の13棟」を担当しました。鎌倉に残る建築を13棟選び、立面図に色を塗りながら建築を子どもたちに学んでもらうという企画を提案・・・。建築を漠然と眺めるより、自分の「手」で色を塗ることで建築を「自分化」できるのではないかという...

  2. 三河屋本店(鎌倉の13棟)

    三河屋本店(鎌倉の13棟)

    三河屋本店は、1900年(明治33年)以来、若宮大路で酒店を営んでいた竹内福蔵が、関東大震災で倒壊した建物にかえて、1927年(昭和2年)に建てたものです。三河屋本店は若宮大路の西側に正面店舗を向けて建っています。間口5間、奥行き8間の2階建ての大規模な出桁造りの建物です。若宮大路沿いの戦前に創建した商店建築としてはもちろん、鎌倉全体の戦前商店建築の代表となる建物です。外観だけでなく、内部...

  3. 永福寺(鎌倉の13棟)

    永福寺(鎌倉の13棟)

    永福寺(ようふくじ)は、奥州藤原氏を滅ぼした源頼朝が、源義経や藤原泰衡などをはじめとする、戦の犠牲となった人々の冥福を祈るために、1192年(建久3年)に建立した寺院です。永福寺は、都市鎌倉の主軸となる鶴岡八幡宮寺、頼朝の父義朝(よしとも)の菩提を弔う勝長寿院とともに、鎌倉三大寺院のひとつに数えられる大伽藍です。源頼朝が1189年(文治5年)に行った奥州攻めの時に、中尊寺・毛越寺などの諸堂...

  4. 英勝寺山門

    英勝寺山門

    英勝寺山門は、仏殿とともに1643年(寛永20年)に完成されました。英勝寺は、浄土宗の尼寺ですが、禅宗の影響が大きい寺院です。いわゆる英勝寺式と言うべき、軒反りがない独特の意匠を伝えています。ともすれば技術的観点から誤解を受けやすいのですが、建築の質は高く、絵様刳形などの装飾細部も多彩で優れています。 英勝寺山門は、二重門という最高級の門形式を有し、上層軒は扇垂木(下層は平行垂木)として...

  5. 一条恵観山荘

    一条恵観山荘

    一条恵観山荘は、もともと一条恵観が京都・西賀茂に1641年(寛永18年)ごろ営んだ山荘の遺構です。1959年、鎌倉市浄明寺の山田宗徧流家元邸に移築されました。茅葺き・入母屋造りの屋根に桟瓦の庇を廻らせた外観は、当時好まれた田舎風の意匠です。一方内部は、大名茶人・金森宗和好みと伝えられる二階棚や、「の」の字型の引手など、繊細なディテールがちりばめられ、公家ならではの風雅な数寄屋造りとなってい...

  6. 建長寺法堂

    建長寺法堂

    法堂(はっとう)は、住職が修行者(僧衆)に説法する場所のことで、禅宗の中でもっとも大切な堂です。建長寺法堂は、山門の再建に続き、1814年(文化11年)に再建されました。禅宗仏堂としては、関東最大の規模をもち、規模にあわせて組物も大型で十分な量感をもっています。随所に見られる復古的な意匠に鎌倉盛期への再興の意図が込められています。 柱上の斗栱(ときょう)を大型にしたり側面の花頭窓を裾の広...

  7. 建長寺三門

    建長寺三門

    建長寺三門は、1775年(安永4年)に再建された2階建の二重門です。二重門は、上層,下層それぞれに屋根を架けているのが特徴です。中世の二重門が下層よりも上層を小さくつくるのに対し、建長寺三門は近世らしく上層の屋根を下層より大きく張り出し、正面に軒唐破風をつけて、堂々とした量感を見せています。正面には鎌倉時代の後深草天皇(在位1246年から1260年)の筆跡にもとづくといわれる「建長興国禅寺...

  8. 円覚寺舎利殿

    円覚寺舎利殿

    円覚寺舎利殿は1285年(弘安8年)、北条貞時(さだとき)によって建てられましたが、1563年(永禄6年)に焼失してしまい、西御門にあった太平寺(たいへいじ)という尼寺の仏殿を移築したものです。太平寺は、源頼朝の命を助けた池禅尼(いけのぜんに)の姪を開山として、頼朝が建てたと伝える尼五山第一位の寺です。(尼五山は、太平寺、東慶寺、国恩寺、護法寺、禅明寺) 円覚寺舎利殿は、禅宗様のお手本の...

  9. 覚園寺薬師堂

    覚園寺薬師堂

    覚園寺は、北条義時公の薬師如来信仰により、1218年(建保6年)に建てられた大倉薬師堂が覚園寺のはじまりです。1296年(永仁4年)北条貞時が、再び元寇が起こらぬことを祈って心慧(しんえ)を開山として改めて建立したのが覚園寺です。現在の薬師堂は、大倉薬師堂を前身とし、1354年(文和3年)に足利尊氏によって再建され、その後1689年(元禄2年)に茅葺屋根に造り直すなど、修繕が重ねられ現在にい...

  10. 旧華頂宮邸

    旧華頂宮邸

    旧華頂宮邸は、1929年(昭和4年)、伏見宮家の分家にあたる華頂博信侯爵邸として建てられました。外観のスタイルは、整然としたハーフティンバーで、古典的な雰囲気を醸し出しています。南側に幾何学的なフラン式庭園がひろがり、建物の端正なたたずまいと相まって、威厳のある景色を保っています。 南側ファサードは厳格に垂直と水平の材で統一されており、持ち送り端部の刳形がわずかに華やかさを醸し出していま...

1 - 10 / 総件数:15 件