"ミステリー" の検索結果 910 件

  1. 法月綸太郎の消息

    法月綸太郎の消息

    ミステリー作家・法月綸太郎とその父親である法月警視のコンビを主人公にしたシリーズ短編集の4作目(?)。『法月綸太郎の冒険』、『法月綸太郎の新冒険』が未読のまま『法月綸太郎の功績』を読んで、次はこれって変な順番だけど、ひとつひとつが独立した短編だから問題はないだろう(たぶん)。白面のたてがみよろずジャーナリストの飯田が綸太郎のもとに持ち込んできたのは、オカルト研究家としてかつて人気を誇った堤豊...

  2. The Long Arm of the Law: Classic Police Stories

    The Long Arm of the Law: Classic Police Stories

    鋭い推理で世間をあっと言わせる名探偵に比べると、やや地味で損な役回りを任されることの多い警察や警察官を主役にもってきたミステリー短編15編を集めたアンソロジー。例によってマーティン・エドワーズは、忘れ去られていた作品、知られていなかった作品をみつけてきた。The Mystery of Chenholt(1908)/Alice and Claude Askew(1865, 1874-1917)...

  3. 伊岡瞬作「仮面」を読みました。

    伊岡瞬作「仮面」を読みました。

    伊岡瞬作「仮面」を読みました。【序パン店経営:宮崎璃名子】夫婦でパン店を経営していた璃名子はこの日も浮気に出掛けました。相手は夫の旧友でした。実は璃名子は妊娠していました。夫と浮気相手どちらの子供か確信はありませんでした。しかし実は璃名子には別の浮気相手がいたのでした。突然その男が璃名子の車に乗り込んで来。。。【1秘書:菊井早紀】早紀は最近売れて来たテレビコメンテーター三条公彦の秘書をしてい...

  4. The Mysterious Mr. Badman: A Yorkshire Bibliomystery

    The Mysterious Mr. Badman: A Yorkshire Bibliomystery

    毛布製造会社を経営するアセルストン・ディグビーは、甥が代診医をしているヨークシャーのケルドストーン村に休暇にやってきた。ラベンダー夫妻が経営する古本屋の二階に下宿し、楽しく過ごしていた。ある日、親戚の葬式に出かけるラベンダー夫妻のために店の留守番をしていると、3人の客(教会区牧師、運転手、よそ者の男)がバニヤンの『Life and Death of Mr. Badman』という本を別々に探し...

  5. 伊岡瞬作「朽ちゆく庭」を読みました。

    伊岡瞬作「朽ちゆく庭」を読みました。

    伊岡瞬作「朽ちゆく庭」を読みました。山岸陽一、裕美子、真佐也一家は新居に越して来ました。3人はどこかぎくしゃくしており、特に真佐也は両親とは話さず、ひたすらゲームをやっていました。ある日、裕美子は朝からいらいらしていました。実はこの日から中学2年生の真佐也は春休みでした。一日中真佐也が家に引き籠るのが憂鬱でした。引っ越してから1年経っても家庭はぎくしゃくしたままでした。かつて真佐也は普通の子...

  6. ヘラクレスの冒険

    ヘラクレスの冒険

    引退を考えたポアロは、自分のクリスチャン・ネームであるエルキュールがギリシャ神話のヘラクレスであることから、「ヘラクレスの12の難業」になぞらえ、12件の難しい依頼を引き受けて探偵業を終えようと考えた。オムニバス形式で書かれた12編の短編。阿呆なヘイスティングス大尉が苦手でポアロ・シリーズはあまり読んでいないのだけれど、これは短編集だし、大尉も顔を出さないようなので手を出した。ことの起こり ...

  7. 死体狂躁曲

    死体狂躁曲

    恋人を絞殺した罪で裁判にかけられたベンジャミン・カンは証拠不十分で無罪となった。自由の身になったカンに声をかけてきたフラッシュという紳士は、自分のクラブに来ないかと誘った。行ってみるとチェルシーにある家がクラブハウスとして使われており、奇妙な連中がたむろしている。聞けばいずれも殺人の罪で裁判にかけられたものの無罪放免となった者たちなのだという。クラブ員になればクラブハウスを自由に使え食べる心...

  8. スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼/志駕晃(宝島文庫)

    スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼/志駕晃(宝島文庫)

    以前、このブログで書いた『スマホを落としただけなのに』の続編。囚われの殺人鬼とタイトルにあるように、前作で逮捕された犯人・浦井が『羊たちの沈黙』のレクター博士のごとく、犯人を追う刑事のサポート役として登場する。新たな事件を追う桐野はベンチャー企業でセキュリティソフトの開発に携わっていたところ、その才能を見込まれ、サイバー犯罪課へ引き抜かれた逸材。かたや高いITスキルを武器に警察を翻弄してきた...

  9. 木挽町のあだ討ち

    木挽町のあだ討ち

    永井紗耶子新潮社いや〜面白かったな〜。時代小説の楽しさがいっぱいで。芝居小屋に集まる人々の生き様や心意気が良くて。たいたいの展開はなんとなく予想できるけど、だからこそ読んだあとに心があったまる。読み終えた瞬間、仕事で疲れて心がいじけていた胸の中に、どっしりとした熱いものが入ってきたようで、読書の素晴らしさを久々に味わえたように思いました。

  10. 日帰りツアー(20230223)

    日帰りツアー(20230223)

    コロナ禍の制約はまだまだ厳しいけれど、久し振りにツアーに参加した。最寄り駅前から6:50と早めの出発、あと二ヶ所を回り29名揃ったところでミステリーツアーが始まった。青梅ICから高速に入る。果たしてどこに行くのだろう・・・・。〇十国峠麓駅からケーブルカーで約3分山頂に向かいます〇十国峠山頂・あいにく富士山には雲がかかって全容は見えなかったが素晴らしい眺望を望むことができる十国峠の名前の由来は...

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