"リドカイン" の検索結果 16 件

  1. 甲状腺摘出術をうける患者での術中リドカインの鎮痛有効性

    甲状腺摘出術をうける患者での術中リドカインの鎮痛有効性

    ・かなりの割合の患者が甲状腺摘出術後最初24時間で治療の必要な中等度の疼痛にみまわれている可能性がある。本研究の目的として、甲状腺摘出術をうける患者で術中リドカイン静注により術後の患者報告疼痛評価がどうなるかを検証しようとした。・合計で40人の、米国麻酔科学会術前状態分類IとIIで18〜65歳の患者が、同じ適応により待機的な甲状腺的手術を全身麻酔下でアタチュルク大学の耳鼻咽喉科クリニックにて...

  2. リドカインによるバランス非オピオイド全身麻酔は人工心肺をともなった心臓手術に対してスフェンタニルによるバランスオピオイド全身麻酔とくらべて少ない術後合併症と関連する:プロペンシティ対応コホート研究

    リドカインによるバランス非オピオイド全身麻酔は人工心肺をともなった心臓手術に対してスフェンタニルによるバランスオピオイド全身麻酔とくらべて少ない術後合併症と関連する:プロペンシティ対応コホート研究

    ・リドカインによるバランス非オピオイド全身麻酔の人工心肺をともなった心臓手術における影響に関するデータはない。主要な研究目的として、バランス非オピオイド全身麻酔とオピオイドの副作用に関連する術後合併症との関連性を評価しようとした。・人工心肺をともなった心臓手術を2019年から2021年にうける患者を同定した。心臓移植・左室補助人工心臓・オフポンプ手術の患者を除外後、バランスオピオイド全身麻酔...

  3. 難治性慢性片頭痛に対するリドカイン点滴:後向き解析

    難治性慢性片頭痛に対するリドカイン点滴:後向き解析

    ・難治性慢性片頭痛患者の生活の質は不良である。静注による点滴が迅速に疼痛の『悪循環を絶つ』ことが示されている。リドカイン点滴が有効である可能性があるが、エビデンスは限られている。・片頭痛に対して持続的な毎日のリドカイン点滴をした832症例の入院記録をレビューした。患者全員が難治性慢性片頭痛の基準を満たした。入院中、患者は追加の片頭痛薬、ケトロラック・マグネシウム・ジヒドロエルゴタミン・メチル...

  4. 消化管内視鏡処置でプロポフォールを投与される患者での臨床的転帰におよぼす静注と局所のリドカインの影響:無作為化比較試験のメタ分析

    消化管内視鏡処置でプロポフォールを投与される患者での臨床的転帰におよぼす静注と局所のリドカインの影響:無作為化比較試験のメタ分析

    ・消化管内視鏡処置をプロポフォール鎮静下でうける患者での臨床的転帰を向上させる麻酔補助薬としてのi.v.か局所のリドカインの有用性は不明なままである。・電子データベース(MEDLINE・EMBASE・Cochrane Library)を検索して、消化管内視鏡処置でプロポフォールを投与される患者でのリドカイン添加(i.v.か局所)の有無により臨床的転帰を比較したRCTsを創刊から2021年3月...

  5. 周術期静注リドカインと主観的な回復の質の関連性:無作為化比較試験のメタ分析

    周術期静注リドカインと主観的な回復の質の関連性:無作為化比較試験のメタ分析

    ・研究の目的として、周術期静注リドカインが術後回復の質(QoR)におよぼす影響を評価しようとした。・研究デザインは、無作為化比較試験(RCTs)のメタ分析であった。・研究の場は術後ケアであった。・介入として、周術期に静注リドカインをおこなった。・患者は、全身麻酔下で手術をうけた。・主要評価項目は、QoR-40質問票で測定した術後QoRとし、副次評価項目は、QoR-40での個々の5つの分野(つ...

  6. 三次病院でのプロポフォールによる疼痛減弱のためのリドカイン:記述横断研究

    三次病院でのプロポフォールによる疼痛減弱のためのリドカイン:記述横断研究

    ・プロポフォールは最もよく使用される麻酔薬である。様々な麻酔効果があるにもかかわらず、プロポフォールは副作用がないものではなく注入時に疼痛があり、最もよくみられる有害事象である。この研究の目的として、リドカイン投与後にプロポフォール注入による疼痛減弱の程度を検証しようとした。・記述横断研究を三次病院の手術室で2015年3月から2015年8月におこない、そこでは当施設審査委員会で倫理的問題を承...

  7. 腎移植手術に対する持続静注リドカインと腹横筋膜面ブロックの比較:無作為化非劣性試験

    腎移植手術に対する持続静注リドカインと腹横筋膜面ブロックの比較:無作為化非劣性試験

    ・腹横筋膜面(TAP)ブロックは腎移植手術後での術後鎮痛の向上と関連している。しかしながら、こうしたブロックには内在するリスクがあり、施行を成功させるのにはある程度の専門知識・技術が必要である。持続静注リドカインは有効な代替手段となる可能性がある。この無作為化非劣性研究での我々の仮説として、持続静注リドカインによりTAPブロックと同等の術後鎮痛をえられる、とした。・腎移植手術をうけることにな...

  8. 気管挿管後の術後咽頭痛に対する予防的介入のための6つの局所薬剤の有効性比較:系統的レビューとネットワークメタ分析

    気管挿管後の術後咽頭痛に対する予防的介入のための6つの局所薬剤の有効性比較:系統的レビューとネットワークメタ分析

    ・気管挿管後の術後咽頭痛(POST)を治療するのにたいてい使用される局所薬剤は、非ステロイド性抗炎症性薬(NSAIDs)・コルチコステロイド・リドカイン・甘草(スペインカンゾウ)・N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体アンタゴニスト(ケタミンやマグネシウムを含む)、であった。しかしながら、最適な予防薬はわからないままである。・2019年9月8日までに発表された文献の検索をPubMe...

  9. 全身性リドカインがビデオ補助下胸部手術後における術後回復の質と鎮痛におよぼす影響:無作為化比較試験

    全身性リドカインがビデオ補助下胸部手術後における術後回復の質と鎮痛におよぼす影響:無作為化比較試験

    ・術中の全身性リドカインは全身麻酔の補助薬として広く受け入れられており、オピオイド温存や回復促進と関連している。我々の仮説として、周術期の全身性リドカインにより、ビデオ補助下胸部手術(VATS)後の患者において術後疼痛を改善し、回復の質(QoR)を促進する、とした。・研究デザインは、前向き単施設二重盲検無作為化プラシーボ比較臨床試験、であった。・研究の場は、単施設で三次大学病院、であった。・...

  10. 術後疼痛と回復に対する静注リドカインの使用:有効性と安全性に関する国際コンセンサス声明

    術後疼痛と回復に対する静注リドカインの使用:有効性と安全性に関する国際コンセンサス声明

    ・静注リドカインは術後疼痛と回復に対する効果から広く使用されているが、不適切に間違って使用されると致命的になりうるし、実際になってきた。i.v.リドカインのリスクベネフィットは、術式によっても併存疾患(既存の慢性疼痛含めて)のような患者因子によってばらつきがある。このコンセンサス声明の目的として、こうした疑問に対応しようとした。まず、i.v.リドカインは術後疼痛を有効に減らして回復を促進する...

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