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心理的安全性と学級経営

◇「心理的安全性と学級経営」（東洋館出版社）心理的安全性という言葉を聞いたことがあるでしょうか？もともとは，医療や企業の世界で重要な概念として共有されてきたものです。この「心理的安全性」が，教育の世界でも極めて重要な概念として，注目されつつあります。様々な教育雑誌で特集も組まれるようになりました。２０２３年３月発刊の日本教育新聞様にも，私の執筆した記事が掲載されています。ここでも心理的安全性...

理念なくして経営なし

コロナ禍によって世の中は各面にわたり随分変わりましたね。私が強く感じていますのは、産業社会における企業や事業者、社会福祉法人にいたるまでこれまでにも増してその存在意義が問われるようになってきたということです。なんのためにやっているのか、それが明確でないものは評価されないといった感じです。まさにこれまで述べてきました企業理念が問われているということになります。いま社会における貢献ということでは...

「三方よし」のユザワヤの経営術は学ぶ価値が高い！

お客の立場だけを考えて商品を揃えました。お客のためならめったに売れないものでもお店に置き、メーカーのためには現金で大量に仕入れる。 ～畑中利元氏の言葉～================================== 【本文】 ■「三方よし」のユザワヤの経営術は学ぶ価値が高い！■ 「三方よし」とは近江商人の心意気を示したものと言われている。 まずはお客様のことを考える。 次に仕入先やメ...

理念なくして経営なし

ここで企業理念の意義についてそのポイントを挙げ、要約を行ってみます。大きくいえば企業理念は企業の魂といえます。・わが組織の存在意義・価値はどこにあるか・わが組織はどんな姿を実現していくのか・わが組織は何を規範として行動するか・わが組織は「人」をどう活かすか・わが組織は地域社会にどう貢献するかこれらの問いに答えるものが理念であるといえます。そこで要約されるのは●理念は組織の目指す姿を示す●理念...

傾いた会社を再生させたは異端児経営者だった！

現場での新入社員の実習を終えたとき、感想を書けと言われたから「手だけあって頭のない会社」、「最終製品を作らなければ会社の将来はない」などと書いたら現場行きの辞令が出た。 ～川田達男氏の言葉～================================= 【本文】 ■傾いた会社を再生させたは異端児経営者だった！■ 福井の「セーレン」と言う会社は年々進化し続けている。 昭和天皇が２度も訪問...

理念なくして経営なし

次の事例を紹介します。日本航空㈱の企業理念です。ご承知の方も多いとおもわれますが、当社は2009年に1400億円の赤字に転落し、会社更生法適用申請を行いました。倒産したということです。そこで国は京セラの社長であった故稲盛和夫氏に当社の再建を要請しました。当初は多忙でもあり難しいといわれていたのですが、あまりにも熱心に要請され、受けることとなったわけです。稲盛氏が一番最初にされたことは「企業理...

回覧・県道江戸崎下総線整備事業に係る道路工事のお知らせ・経営所得安定対策等に係る説明会の開催について

３月初旬の回覧備忘録●県道江戸崎下総線整備事業に係る道路工事のお知らせ●経営所得安定対策等に係る説明会の開催について

理念なくして経営なし

この項では企業理念の事例を挙げて理念の意義を確認することとします。株式会社イビサ(埼玉県)は98年に日本経営品質賞の受賞企業です。現在の企業理念は「お客様が第一・お客様との永いお付き合い」というものです。この会社には社名の変遷があり、一つ前は㈱吉田オリジナル、その前は吉田カバン店でした。この吉田カバン店の時の企業理念は「孫の代まで永年保証」というものでした。手作りの皮カバンをつくり、販売して...

理念なくして経営なし

かって米国でMBAを履修され、帰国された2～3の人の意見として、MBAでは事業活動のスタート時点でビジョンの設定が第一とされているが、これはやはりこの前段階で企業理念の設定が必要だと思われるとの意見が表明されていました。私はこの意見に賛同しています。理由は第一に企業理念には〇〇を是非実現していきたいという主体性があることです。この点がビジョンとは違います。確かにビジョンには展望・理想像・未来...

理念なくして経営なし

皆さんは「Ａさんとはどんな人か?」と聞かれた場合どうこたえられますか?恐らく「心が広くなんでも相談できるひと」とか「神経質で細かいひと」とか、「意思が強く、実行力のあるひと」など、そのひとの「人となり」や「心根」といったものに焦点をあててはなされるはずですね。そのひとのスタイルとか学歴、あるいは役職・地位などの外形的なものは付随する情報にすぎません。さて、企業や事業者の場合はどうでしょうか。...