"日蓮" の検索結果 19 件

  1. 「顕教」か「密教」か

    「顕教」か「密教」か

    宗教評論家の故・丸山照雄さんは50近く前に立正大学の橘花祭に某サークルから招かれて講演をした。その時、丸照さんは「天皇(制)は密教から戦後は顕教になった」と発言された。私は「開かれた皇室というのは宣伝文句であって戦後も密教のままではないか」と質問した。 それが私と丸山照雄さんの出合いの始まりだったが、そのとき丸照さんは虚を突かれたように一瞬沈黙してから再び密教説を述べられた。丸照さんとのお付...

  2. 花野充道『天台本覚思想と日蓮教学』について

    花野充道『天台本覚思想と日蓮教学』について

    教学にはもう関心はないが書誌学とか文献学とか歴史学とか民俗学とか宗教社会学などからのアプローチには関心がある。本書についてもそうした関心から出版当時に読んだ。詳しい感想などはいずれブログにでも書くが、158頁ある「あとがき」はそれだけで単行本一冊分ある。あとがきの内容は学術書としては異例な、学問と信仰についての著者の実体験と、阿部日顕に対する冷静かつ完膚無き批判になっている。但し単なる批判で...

  3. 日蓮宗系諸教団の系統分類

    日蓮宗系諸教団の系統分類

    ――身延系、正宗系、法華宗系――ツイッターで、「えっ、霊友会って延身山系なの、新宗教みんなざっくり日蓮正宗系だと思っていた」とのコメントを頂いた。■日蓮宗一致派(身延)系教団日蓮(法華)系教団にもいくつかの系統が有る。一番多いのは日蓮宗一致派(身延)系である。ここは、鎌倉時代の僧侶・日蓮の六人の主だった弟子(六老僧)のうち日向(だけではないが)らの流れをくむ系統だ。これには、・霊友会・立正佼...

  4. 身延山 久遠寺

    身延山 久遠寺

    日蓮宗の総本山として著名な古刹です。洋の東西を問わず、古い宗教は分派を繰り返し時代に沿った教義となって人心を捉え現在に至っているようで、鎌倉時代に興った日蓮聖人が開祖の日蓮宗も分派が続き、現在では日蓮に列なる新興宗教も沢山ありますね。時の権力と宗教が結びつけば世が乱れるとか、、乱れた世を辻説法で説いたのが日蓮であったはずですね~ブログ作成の励みになります気に入って頂けた写真文章などがお目に留...

  5. 私家版『創価学会問題関連書籍目録』のレイアウトの1つ

    私家版『創価学会問題関連書籍目録』のレイアウトの1つ

    以前にも書いたかもしれないがFile Maker Proというデータベースソフトで私家版『創価学会問題関連書籍目録』を作っている。最初は50年ほど前、中学生か高校生のころに丸善の「図書館用カード印刷つき」を買って記入していた。その後、日本語ワープロ専用機で作っていたが、当時のワープロ専用機は保存容量が小さく、ファイルをいくつにも分けなければならなかった。パソコンにはデータベースソフトというも...

  6. 灯台下暗し / 中山法華経寺

    灯台下暗し / 中山法華経寺

    3月3日(水)参道両脇のお店の催事「中山のおひなまつり★」を見ながら進んで行ってそのまま法華経寺の仁王門をくぐり境内に足を踏み入れました。<大祖師堂側面 / 比翼入母屋造(Wikipedia)>ここは日蓮宗の大本山で、重要文化財の建造物や国宝なども所有する由緒ある寺院とのこと。では、ゆるゆると歩いてみましょう。<大祖師堂 (重要文化財) / 正面>側面から見るとシンメトリーのすっきりとした外...

  7. 仏教、釈迦とは何だったのか?

    仏教、釈迦とは何だったのか?

    一言でいえば「呪」である。近隣他国が力をつけることがないするための思想的な戦略ということである。仏教は、つねに「王権」を目指し布教されたという。なぜか?仏教説話、お釈迦様伝説には、インパクトのある人を引き付ける話しが多い。また、一見、もっともらしい教義や、奥深い宇宙原理のようなものも多数ある。なぜか?シルクロード等を通じ、インド→中国→朝鮮半島→日本という思想文化の流れがあるが、逆はない!な...

  8. 東京散歩(洗足池をめぐる)

    東京散歩(洗足池をめぐる)

    大田区にある「洗足池」。武蔵野台地の湧水を堰き止めた大池で、江戸時代から景勝地として有名。(歌川広重の浮世絵「名所江戸百景」にも描かれた)名前の由来は日蓮上人が湯治で常陸に向かう途中に立ち寄り池のほとりで休息し足を洗った故事によるとの事。東急池上線洗足駅の目の前にあり、周辺は閑静な住宅地で池の周辺には200種1000本を超える多くの樹木が茂り通年で100種近い野鳥が観察されるという。まさに「...

  9. 一番の原点といえば法華経と出会ったこと

    一番の原点といえば法華経と出会ったこと

    釈尊の生涯と法華経no.1先ずは法華経の教えが何処から伝わったのか?法華経の会座──二処三会──法華経の会座(説法の場所)教えを大衆に伝えたや様子序品第一に、[ 仏、王舎城嗜舎屈山の中に住したまい]法華経55 法華経は中インドの摩可陀国の首都王舎城の東北に置いている城嗜舎屈山とは。。。[ 霊鷲山]のことを言います。釈尊は法華経をこの[ 霊鷲山]で説き始め、次に会座を[ 虚空 ]へ移し...

  10. 五島勉氏の関連著作

    五島勉氏の関連著作

    さきごろ亡くなられた五島勉氏は『ノストラダムスの大予言』など一連の予言もので有名だが、もともとは女性史や女性問題についていろいろと執筆されていた。週刊誌草創期のいわゆる「トップ屋」として活躍したひとりでもあった。その五島氏には、創価学会に関連する著作もある。以下にその主なものを記す。『現代の英雄日本が狭すぎる5人の男』大和書房1968/10/5、B6判、並製、192頁5人の中の一人として池田...

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