"永井荷風" の検索結果 177 件

  1. 「荷風先生寸感-和田芳恵」講談社文芸文庫順番が来るまでから

    「荷風先生寸感-和田芳恵」講談社文芸文庫順番が来るまでから

    「荷風先生寸感-和田芳恵」講談社文芸文庫順番が来るまでから記憶にたよれないので年譜を見たら、昭和二十一年一月、永井荷風と幸田露伴が市川市菅野に移り住んでいる。私は戦時ちゆうから市川市八幡に住んでいた。このころ、大久保康雄が市川市北方[ほつけ]におり、顔なじみだったから行き来していたが、私は千葉市に住む上田広の房総文学会に属し、そこで金親清といっしょに、いわゆる銃後運動などをしていた。市川市に...

  2. 永井荷風の愛した玉の井とローライ・フレックスと銀座のカフェ

    永井荷風の愛した玉の井とローライ・フレックスと銀座のカフェ

    荷風といえばあの『墨東奇譚』が真っ先に頭に浮ぶ。そこには江戸情緒の残る下町情景のスケッチ画と玉の井の情景(地図までつくってるし)が描かれている。その頃にカメラローライコードを104円で購入している(同じころ荷風は『墨東奇譚』を脱稿していた)。思うに、カメラを持って隅田川周辺や銀座あたりを撮影し、後に写真をもとに画を描いていたのではないだろうか。※荷風がローライフ・レックスを310円で購入した...

  3. 永井路子さんご逝去

    永井路子さんご逝去

    先日の新聞に、直木賞作家・永井路子さんのご逝去が報じられました。享年97歳。 永井さんの著作との出会いは、歴史への興味が深まりつつあった中学1年生の時、校内で紹介されていた『歴史をさわがせた女たち』を目にしたのがきっかけでした。この本を読んだことは間違いなく、自分にとってのエポックメイキングでした。歴史にその名を残した未知の女性、授業や他の書籍・テレビドラマ等を通じて既に知っていた女性、彼女...

  4. 女性歴史小説家のパイオニア・永井路子さんのご逝去を悼む。

    女性歴史小説家のパイオニア・永井路子さんのご逝去を悼む。

    昨日、作家の永井路子さんが亡くなられたという報道がありました。謹んで哀悼の意を表します。 永井さんといえば、やはり中世、特に鎌倉時代の作品ですよね。昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を観るにあたって、わたしも彼女の本を久しぶりに何冊か読み返しました。たぶん、三谷幸喜さんも、脚本を執筆するにあたって永井さんの作品を読み返したんじゃないでしょうか。というのも、ドラマに出てきた登場人物たちのキャラ...

  5. 永井荷風の日記をブログのように読んで見たら二眼レフ ローライコードみたいなカメラが・・・

    永井荷風の日記をブログのように読んで見たら二眼レフ ローライコードみたいなカメラが・・・

    荷風といえばあの『墨東奇譚』が真っ先に頭に浮ぶ。そこには江戸情緒の残る下町情景のスケッチ画と玉の井の情景(地図までつくってるし)が描かれている。そのころ荷風は『墨東奇譚』を脱稿していた。ローライコードもその頃に104円で購入(銀座のカフェ店内で)している。思うに、カメラを持って隅田川周辺や銀座あたりを撮影し、後に写真をもとに画を描いていたのだろうか。明治時代に仕事でフランスとアメリカに渡航し...

  6. 富岡で出会った美味しいもの

    富岡で出会った美味しいもの

    群馬と言えば〜世界遺産の富岡製糸工場。下仁田ネギそしてこちら!モツが大きい!永井食堂もつっ子。3人前とあるけど900g!5人前くらい。私は追いニンニク、生姜、七味、そしてネギとごぼうを加えちゃいます。そうだ七味といえば永井食堂と同じエリアにあるこちらもおすすめです。上毛名産富岡市明治29年創業吉田七味店。

  7. 文藝シリーズ⑤江藤淳

    文藝シリーズ⑤江藤淳

    夏目漱石と永井荷風の両者を書いたもう一人がいた。23歳『夏目漱石』で新鋭評論家としてデビュー。その後に海軍家系ゆえか~右派論客になって、ネトウヨらからも祀り上げた江藤淳が、晩年になって、こう告白していた。「漱石を除けば、私が何度も繰り返し読んできたのは、谷崎でも志賀直哉でも川端でもなく、荷風散人の、その小説である」平成8年に『荷風散策~紅茶のあとさき』を著した。右派ゆえ敬遠してきた江藤淳だが...

  8. 文藝シリーズ④半藤一利

    文藝シリーズ④半藤一利

    荷風続きです。晩年に『永井荷風の昭和』(2000年)、『荷風さんの戦後』(2009年)を著した半藤一利の登場。氏は夏目漱石長女の四女と結婚。元「週刊文春」「文藝春秋」編集長。そして〝歴史探偵〟を自称し、昭和前期の歴史書を多数出版。代表作は『日本のいちばん長い日』。あたしの歴史の先生だった。●奥さん関係から夏目漱石関連書が多いも、晩年に前述通り荷風関係書も著した。夏目漱石と永井荷風の両者を書く...

  9. Blues Xmas@Bar461Live Report

    Blues Xmas@Bar461Live Report

    Text:Akiko Tsutsumi最高でした!これに参加しなくっちゃ一年を締めくくれません香枝画伯の大作、Blue Christmasをバックに贅沢な時間をご一緒させていただきました!Text:N Takebayasi最高の夜でした。色々あった2022年もこれで暖かい気持ちで締めくくれる。よりPositiveな姿勢で、2023年を迎えることが出来る。Thank God that we h...

  10. 鎌倉殿の13人総評

    鎌倉殿の13人総評

    武士の時代を創ったのはだれか・・・という質問をしたとしたら、ほとんどの人が源頼朝か平清盛のどちらかの名前をあげるでしょう。わたしも、ひとりだけ名前をあげろと言われれば、清盛と言うかもしれません。たしかに、平清盛は武士としては初めて太政大臣となり、その平家を滅ぼした源頼朝は鎌倉に初の武家政権を樹立しました。でも、ローマは一日にして成らずで、頼朝が開いた鎌倉幕府が、最初から軌道に乗っていたわけで...

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