"ミステリー" の検索結果 910 件

  1. プリンス・ザレスキーの事件簿

    プリンス・ザレスキーの事件簿

    安楽椅子探偵の先駆と言われるプリンス・ザレスキー物4編、シールの推理小説の双璧をなすカミングズ・キング・モンク物3編にジョン・ゴーズワースとの共著であるシリーズ外の短編1編を加えた作品集。プリンス・ザレスキーは、王位継承者だったのだが不幸な恋をした結果、祖国ロシアを追われ、忠実な黒人の召使ひとりを供に、ウェールズの朽ちかけた僧院に隠棲している。語り手であるM・P・シールにだけは心を許し、シー...

  2. 「心にナイフをしのばせて」謎が解けたゾ

    「心にナイフをしのばせて」謎が解けたゾ

    またまた、この本。この事件の謎の一つが、ナイフ一つで人間の首を切れるものなのか。切れるでしょう。手慣れた人なら。たとえば、猟師🐗🐻🐰少年Aは、そういう環境に育ったと推理できる。まあ、一般人の「謎」であって、警察や身近な人たちは当然知っているはず。

  3. Murder After Christmas

    Murder After Christmas

    第二次世界大戦が目前に迫り、灯火管制や食料規制が行われる中でのクリスマス。裕福だが偏屈な老人、サー・ウィロビー・キーン=コトンはリビエラの別荘に行けなくなり、レッドパス夫妻の屋敷にやってきた。ウィリーおじさんと呼んではいるが、レッドパス夫人ローダの母親が再婚した相手で母はもう死んでいる。屋敷にはロンドンから疎開しているレッドパス氏の伯母ポーリナ、休暇で帰ってきた息子のジョン、ジョンの婚約者マ...

  4. The Santa Klaus Murder

    The Santa Klaus Murder

    フラクスミア館はサー・オズモンド・メルベリーの曽祖父が建てた屋敷で、いったんは傾きかけたのをサー・オズモンドの父がビスケット製造業で立て直し、現在では裕福な一族として知られている。息子一人と娘三人はすでに結婚して独立し、現在はサー・オズモンドと末娘のジェニファーだけが暮らし、家政はサー・オズモンドの有能な秘書ポーティシャムが仕切っていた。1935年のクリスマス、一族は例年通り屋敷に集まること...

  5. The Christmas Card Crime: and Other Stories

    The Christmas Card Crime: and Other Stories

    クリスマス・シーズンの暗い面に焦点をあてた短編集。有名どころの作家が多いが、作品の多くは雑誌への初出のあと書籍に掲載されたのは初めてだそう。E. C. R. Loracは長編小説が多かった作家なので、短編でしかもクリスマス物というのは珍しいらしい。A Christmas Tragedy/Baroness Orczyシーリー大佐と娘のマーガレットが暮らすクレヴァー・ホールでクリスマスの舞踏会が...

  6. マーロー殺人クラブ

    マーロー殺人クラブ

    ジュディス・ポッツは77歳。ロンドン郊外マーローの川に面した大きな家で、「タイムズ」紙向けのクロスワード・パズルを考案しながら、幸せなひとり暮らしを楽しんでいた。ある暑い夏の夜、テムズ川で泳いでいたジュディスは川向こうの家の庭から聞こえる男の叫び声と銃声を耳にした。あわてて家に戻り警察に通報したものの、地元警察は通りいっぺんの調査しかせず異常はないと言う。ジュディスはパントで川向こうに渡り、...

  7. Re-ClaM Vol.9

    Re-ClaM Vol.9

    ミステリー評論の同人誌です。友人に頼んで11月の文学フリマ東京で買ってきてもらいました。『Re-ClaM Vol.8』は一般の人の投稿も歓迎の「原書レビュー特集」でしたが、今号は本来の路線に戻ってROM特集です。【特集】忘られぬROMの総て~ All We Know about ROM [ROM再録~ The Reminiscence of ROM]わが愛しのアメリカンB級ミステリ作家たち/...

  8. Hunt in the Dark

    Hunt in the Dark

    二人のアメリカ人作家、リチャード・W・ウェッブとヒュー・C・ホイーラーの合同ペンネームであるQ・パトリック名義で書かれた中編2作、ノヴェレット2作、短編2作を収録した作品集。長編でおなじみのウェストレイク医師やピーター&アイリスのダルース夫妻が登場する作品も各1編含まれている。The Frightened Landlady(1935)ハモンド医師の代診医を引き受けたウェストレイクがその日診た...

  9. 白鳥とコウモリ

    白鳥とコウモリ

    東野圭吾幻冬舎図書館で受け取ったら結構分厚い本だったので、貸出期間中に読み終えられるか不安になり、ちょっとひるむ。その反面、久々に東野圭吾らしい緊迫感をのあるミステリーが読めるかもしれないという期待感も。で、やっぱり東野圭吾は面白かった。昔読んだ「白夜行」みたいに、圧倒的な迫力に引き込まれて、徹夜で一気に読破という訳にはいきませんでしたが、先が気になって、気になって、2晩かけて読み終えました...

  10. 読書記録「犬を盗む」

    読書記録「犬を盗む」

    読書記録佐藤青南「犬を盗む」抄録は以下の通り。『高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡があった。一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープのためコンビニでアルバイトを始める。同じコンビニで働く松本の過去を知る鶴崎は、松本が突然犬を飼い始めたことに驚くが…。』こじんまりとしていてスケールは小さいのですが、その小ささがいい方に活きた作品でした。謎の引っ張り方が秀逸...

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