"芥川賞" の検索結果 75 件

  1. 胡蝶蘭

    胡蝶蘭

    若竹千佐子作「おらおらでひとりいぐも」と言う本を読んでいます。もう少しで読み終わります。若竹さんは55歳で小説講座に通い始めて8年目にして小説を書きました。63歳で初めての本を出版。その初めての本「おらおらでひとりいぐも」が芥川賞を受賞しています。63歳で夢を叶えたのですね。凄いですね~。やっぱり夢は持つものです。私には夢などなかったけれど・・・。2020年に映画化されますがコロナのためいつ...

  2. 町屋良平「1R1分34秒」

    町屋良平「1R1分34秒」

    芥川賞受賞作品。短い作品だけど主人公の感情が濃く出ている印象。終わり方も一つの手なんだろうな、と。もうちょっと長い物語で見たい作品。

  3. つまらない芥川賞。

    つまらない芥川賞。

    コロナのせいで長らくクローズしていた図書館が貸し出しのみの受付を再スタートさせた。だいぶ前に予約した本の順番が回ってきたらしく、メールでお知らせが届いた。某新聞の書評で大変褒めてあった芥川賞受賞作(少し前)だ。結果は・・・。直木賞ならまだわかるが、芥川賞受賞作までこんなにおもしろくなくなってしまったとは。。。主題がなんだかよくわからないし、読後感に不気味さというか消化不良の気持ち悪さが残る。...

  4. 無敵の「勝手に」主義。巻2

    無敵の「勝手に」主義。巻2

    初めて本1冊分の原稿を書き上げてみたものの、さてどうしたら出版まで漕ぎ着けるか、その方法を知らない。それなりの出版社にもちこんでみたところで、まずOKは出ないだろう。それくらいの見識は、さすがの私も持ち合わせていた。そこで私は最後の切り札を切ることにした。「自分の出版社から出版する」ことにしたのだ。コピーライターになったときの、「勝手になった」という成功体験を踏襲することにしたのだ。広告制作...

  5. 走らないで読む芥川賞受賞「背高泡立草」(古川真人)

    走らないで読む芥川賞受賞「背高泡立草」(古川真人)

    快晴、陽当たりにでるととても暖かい。いい気になって洗濯だの大掃除だのをして、爽快な気分でブログサーフィンをしたはいいが、とつぜんクシャミの連続、鼻水が止まらない。陽当たりの悪い部屋なのに、油断して足元をむき出しにして風邪に足元を見られた。掃除をしながら、見るともなく見ていたのに思わず手を止めて見入ってしまったテレビ。84歳の女性が四つのランニングクラブ(じつに楽しそうだ)に入ってランニング余...

  6. 最近の読書事情

    最近の読書事情

    4年前に都内に借りていた仕事場を引き払い、自宅兼仕事場の体制に。往復の通勤時間内の読書だけでも年間15冊程は本が読めたのだが、通勤が無くなって読書量が減ってしまった。電車の中だと読書が進む体質になってしまったみたいですね。そんな中で最近読んだ作品が、今村夏子「むらさきのスカートの女」。むらさきのスカートの女は実在するのか、「わたし」の妄想なのか、「わたし」自身なのか。日常にあるぎりぎりの狂気...

  7. 落語「中村仲蔵」(パート2)芥川賞と読む!

    落語「中村仲蔵」(パート2)芥川賞と読む!

    心残りだった「中村仲蔵」の記事↓の続きです。落語「中村仲蔵」水も滴る男といえば…https://tamegoro.exblog.jp/29890788/志ん生師匠が古典文学に精通していたとなると、当時の文学も、バッチリ、ガッツリ、読めていたはず。芥川の小説も「暗夜行路」も「伊豆の踊子」も、すべて。芸術家の使命は「後世に真実を残す」こと。山本権兵衛さんや出歯亀さんもネタにしている。「中村仲蔵」...

  8. 17kmも歩いた年明け

    17kmも歩いた年明け

    明けましておめでとうございます。芥川賞受賞作品。小野さんはテレビなどで露出も多いので、ご存知の方も多いかと思う。私は通信教育の授業で小野さんの講義を受けて「面白い人だな〜」とつくづく思った。もうね、文学を読むことが楽しくって仕方がないと言う思いが伝わってくる講義。あくまでも数回の講義で受けた印象でしか無いんだけど子供がそのまんま、大人になったようなイメーージだった。 で、作品。すこ〜んと抜け...

  9. 本谷有希子「異類婚姻譚」

    本谷有希子「異類婚姻譚」

    先週読み終わった本。今年の15冊目。「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっているのに気が付いた」専業主婦の私。一緒に暮らしている夫婦なら、顔が似てくるという話はよく聞くし、そんなもん?と思いながらも気味悪さもぬぐいきれない。後日、ソファでだらしなくくつろぎ、テレビを見ている旦那の目、鼻、口が顔の下の方に移動し、顔面がだらしなく崩れているのを目にしてしまう。それはほんの一瞬のことだったが...

  10. 「蒼氓」読了。ワケワカメ!

    「蒼氓」読了。ワケワカメ!

    ぜーんぶ、読みました。前の記事で「海に映る月」が海月(くらげ)で感動!とか書きましたが、第三部では、ハッキリとクラゲも樒も出てきた。ったく、何なんだ。深沢っぽいというのは変わらない。深刻な事を淡々と、さらさらと書いて行く。真面目な説明文のような言い方で、ガクッと「笑わせる」。停泊地での注意でね。子どもをオンブしないように。と来て「猿みたいだから」。西洋ではオンブしないから、正しい。けど、猿み...

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