"まこ" の検索結果 158 件

  1. 朝井まかて6月3日(金)

    朝井まかて6月3日(金)

    「最悪の将軍」著朝井まかて徳川幕府第四代将軍、家綱は、綱吉の兄である。綱吉は上野国館林藩二十五万石の藩主に過ぎぬが、将軍の弟である家門大名として詮議の場に呼ばれたのだ。兄が後嗣を儲けぬまま病を得て、二年近くになる。「余が参らずとも、大老らが良きに計らうであろう。次代は、甲府宰相に決まっておろうに」登城しても兄の病床を見舞うことすら、今はかなわない。幕府重臣が、ことに大老である酒井忠清がそれを...

  2. 杉田の飲みかたとは

    杉田の飲みかたとは

    新杉田のやきとり「まいど」にやってきました。カウンタ―席の1番奥に案内されまして、落ち着いたところで生ビールをいただきます。やきとりは巻きものでアスパラ、ミニトマト、にんにくの芽、それから好物の梅つくねであります。2杯めなににするかと思ってたところ、新しい樽が入りましたので、この機を逃さず生ビールはもう1杯もらいました。ここのシメは、レモンサワーに鶏かわ2本となります。さて次は「愛知屋酒店」...

  3. ルナリア物語…

    ルナリア物語…

    種を分けていただいてはじまったルナリアの物語お待ちかね花が咲きました赤紫色の十字花ルナリアは種を守る莢が面白いのですその莢の姿からルナ(月)の名前を頂いているそうですぜひお会いしたいせっせと虫さんたちが物語のために働いてくれていますありがとね***ルナリアの和名は『合田草』美術学校の先生だった合田さんが明治の終わりごろフランスから種を持ち帰ったのでその名がついたそうです他に銀貨草、銀扇草、大...

  4. 朝井まかて4月19日(火)

    朝井まかて4月19日(火)

    「福袋」著朝井まかて私の初めの持ち主は、「画師御前」と綽名された名工でした。そう、私は三禮堂と号したあの三代目鳥居清忠の筆だったんです。ご承知のように、三禮堂の旦那は歌舞伎看板の画師でありながら勘亭流の文字を能くする御仁でね。芝居の場面をそれは華やかに描いて、そこに添える演目の外題や役者陣の名がまた、いいんだ。絵の興を高めるような文字でね。しかも自身が常綺羅で、藤巴の黒紋付に帯は博多献上なん...

  5. 朝井まかて4月1日(金)

    朝井まかて4月1日(金)

    「白光」著朝井まかて衾を横に押しやり、起き上がった。寝間の隅に置いた古い文机の前に座し、帳面の表紙を手で撫でる。反故紙を集めて自身で糸で綴じたものだ。思いつくまま今度は筆入れから一本を取り出し、穂先を撫でる。安い狸の毛であるけれども指先に馴染んでしなやかだ。絵さえ描ければ。切なく息を吐いた。働くことは当たり前で、苦にしたことはない。爺や夫婦はそろそろ隠居も近い齢だ。ゆえに、りんは水汲みも薪割...

  6. 帰ってきた杉田の愉しみ

    帰ってきた杉田の愉しみ

    新杉田の「まいど」にやってきました。今週から営業再開したとのことであります。生ビールを飲み、えのき巻き、しそチーズ巻き、ミニトマト巻き、さらには梅肉たっぷりで美味の梅つくねと注文です。カウンター前に据え付けてあるホシザキの冷蔵ケースがいい感じであります。ビールは都合3杯、追加で鶏かわ、2本タレでもらいました。税抜1本100円なのに、時間かけてじっくりカリカリに焼いてくれます。次の立ち飲み、「...

  7. 帰ってきた杉田の愉しみ

    帰ってきた杉田の愉しみ

    新杉田の「まいど」にやってきました。今週から営業再開したとのことであります。生ビールを飲み、えのき巻き、しそチーズ巻き、ミニトマト巻き、さらには梅肉たっぷりで美味の梅つくねと注文です。カウンター前に据え付けてあるホシザキの冷蔵ケースがいい感じであります。ビールは都合3杯、追加で鶏かわ、2本タレでもらいました。税抜1本100円なのに、時間かけてじっくりカリカリに焼いてくれます。次の立ち飲み、「...

  8. 朝井まかて3月20日(日)

    朝井まかて3月20日(日)

    「銀の猫」著朝井まかてお咲は四年前、天保四年(一七三三)からここ鳩屋の世話で女中奉公をしているのだが、この三年ほどは「介抱人」をしている。身内に代わって、年寄りの介抱を助ける奉公人だ。江戸の町は、長寿の町だ。子供はふとした病であっけなく亡くなるけれど、五十過ぎまで生き延びればたいていは長生きで、七十、八十の年寄りはざら、百歳を過ぎた者もいる。ことに裕福な町人の場合、自らの隠居料をたっぷりと持...

  9. 白光(読書no.385)

    白光(読書no.385)

    「白光」(著・朝井まかて)(読書no.385)ボクが読んだこの人の著書「落葉」は、明治天皇の御陵建立にまつわる話だった。この著書も明治、大正の時を生きた女性画家、山下りんの波乱の人生が描かれる。江戸末期、りんは笠間藩の下級武士の家に生まれた。7歳の時父親が亡くなり家禄を兄が継いだ。当時の女性の誰でもそうであったようにりんも嫁ぐことが定めだった。りんは浮世絵画家になろうと家出する。戻されてもそ...

  10. 杉田の「まいど」で酒飲みの幸福

    杉田の「まいど」で酒飲みの幸福

    杉田の串焼き「まいど」にやってきました。しめた、一番乗りだ。年季の入ったカウンターの丸椅子に座り、早速一番搾りの大瓶に、ほんしめじ巻き、ミニトマト巻き.にんにくの芽巻き、しいたけ串、カルビそして好物梅つくねと注文です。しいたけはあまりにでかく、カルビは口の中で溶けました。追加は、熊本の米焼酎「鳥飼」であります。お、これは濃過ぎず薄過ぎず、絶妙な配分じゃありませんか。これをカリカリッッと焼けた...

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