"アカデミー賞" の検索結果 216 件

  1. 住吉具慶の六曲一双が、月天・日天とシンクロ【藤田美術館シリーズ-Ⅳ-】

    住吉具慶の六曲一双が、月天・日天とシンクロ【藤田美術館シリーズ-Ⅳ-】

    住吉具慶筆の六曲一双屏風図最近、仏画曼陀羅アート教室で生徒さんが描いている題材に「月天」、「日天」の仏画がある。見てのとおり(写真/作者不明) 左側が月天で手のひらの上には三日月(お椀形)の上に兎が描かれ、一方、右側の日天は右手に持つ蓮華の上に太陽を現わす円い火焔が描かれている。躰にまとう法衣の色合い、さらに頭光の火焔光は月と太陽を象徴する形になり着色されている。この月天、日天は対絵として表...

  2. 迫力ある牛の頭に願いをこめ【京都・北野天満宮】

    迫力ある牛の頭に願いをこめ【京都・北野天満宮】

    先日、仏画曼荼羅アート教室の前に急ぎ足で京都 北野天満宮に参拝した。梅花祭とあって参拝客でごった返えしていた。天満宮は、ご存じ菅原道真公をお祀りしている。石鳥居をくぐり参道を本殿に向かう途中の右側にそれは大きな牛の像が据えられている。天満宮ではよく見かける牛の像。牛が道真公にたとえられているのか、参拝客が牛の頭部をさする姿をよく見かける。この日も、牛に駆け寄って頭をなでる光景を目にした。 9...

  3. 「干支御守り御札」づくりを親子で体験【仏画曼荼羅アート体験】

    「干支御守り御札」づくりを親子で体験【仏画曼荼羅アート体験】

    親子の作品2月8日に「仏画曼荼羅アート」の体験会が神戸市北区の文化センターで開催され、多くの方々が参加された。その中で、親子で参加されたお二人の作品が仕上がったということでフェイスブック(FB)に紹介されていた。 体験会で作るものは自作の「干支御守り御札」。それぞれの干支の仏画を写経用紙の裏面に写し取り、表に般若心経を写経するというもの。裏面に写した仏画を表面の般若心経で包み込み(折こみ)、...

  4. 白梅、香で存在感を示す

    白梅、香で存在感を示す

    梅は春を告げる花として、中国古典や日本でいうなら万葉集、古今集にもよく詠まれている。季節の移ろいに必ず登場する梅は、いろんな思いを偲ばせる題材によく使われる。その中で、別れの際に詠まれた歌のひとつに「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は心のすみに残っている。ご存じ、菅原道真が太宰府に左遷されるときに、庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌として有名である。道真公...

  5. 梅に雪となれば、風景が映える 【霊芝山光雲寺を訪ねーⅧ-】

    梅に雪となれば、風景が映える 【霊芝山光雲寺を訪ねーⅧ-】

    掛軸などで鶴に梅、そこに人物が描かれていたら、その人は、中国・北宋時代の詩人「林和靖(りんわせい)」といっても過言ではない。それほど、林和靖は、鶴と梅との関係性が深い人なのである。梅を妻とし鶴を子として西湖の孤山で暮らしていたといわれている。その林和靖の生活ぶりが、「梅妻鶴子(ばいさいかくし)」という中国の四文字故事につながったといわれている。俗世を離れ、清らかで風流な隠棲生活をする人が、妻...

  6. 整えられた庭園には白銀がきわだつ【霊芝山光雲寺を訪ね-Ⅶ-】

    整えられた庭園には白銀がきわだつ【霊芝山光雲寺を訪ね-Ⅶ-】

    一昨日の未明から昨日にかけ、京都の東山は白銀の世界になった。春への移ろいに気候の変動のひとつ「三寒四温」を繰り返していたが、3月になろうというこの時季に寒の厳しさを味わっている。 この寒さに震えながらも、京の雪をみると “こころ躍る” ものを感じる。濁色の屋根や木々が一変して白の世界に。景色が一夜にして変化し、美しい姿を見せてくれる。写真の風景は、京都 哲学の道沿いにある「光雲寺」の雪景色で...

  7. 大覚寺の「勅封心経殿」には深い思いを託した祈りが・・・【大覚寺を訪ねて―Ⅳ―】

    大覚寺の「勅封心経殿」には深い思いを託した祈りが・・・【大覚寺を訪ねて―Ⅳ―】

    写経を楽しむ人には、ここ大覚寺は外せない寺院になっている。大覚寺は、勅使門から石舞台、御影堂(心経宸殿)、そして勅封心経殿まで一直線に並ぶ。石舞台を挟み、宸殿、反対側に御霊殿(安井堂)と本堂(五大堂)が建つ。 「大覚寺を訪ねシリーズ」の第4弾は「勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)」を取り上げてみたいと思っている。弘法大師が嵯峨御所の五大明王に天下泰平を祈祷されたところ、霊験がたちまちに顕...

  8. 元消防長、現役校長の社会人落語家さんの落語でお釈迦様も生き返る【涅槃会 佛日寺寄席-Ⅱ-】

    元消防長、現役校長の社会人落語家さんの落語でお釈迦様も生き返る【涅槃会 佛日寺寄席-Ⅱ-】

    佛日寺境内 落語ファンの間では、この池田市が “落語の聖地” と称され、市をあげて落語を盛り上げている。毎年、「社会人落語日本一決定戦」がここ池田で開催され、アマチュア落語日本一を決める熱い戦いが行われている。その落語のまちで社会人落語家さんによる落語会が涅槃図の前で披ろうされた。 昨日紹介したように、佛日寺和尚による涅槃図の「絵解き」が行われ、横たわるお釈迦様の周りに多くの人や動物が集まり...

  9. 涅槃図の絵解きに関心を示す【涅槃会 佛日寺寄席-Ⅰ-】

    涅槃図の絵解きに関心を示す【涅槃会 佛日寺寄席-Ⅰ-】

    一昨日の日曜日は、春光を思わせる陽射しが窓越しにさしていた。いつも仏画曼陀羅アートの会場でお世話になっている、大阪府池田市の佛日寺で「第二回佛日寺寄席」が開催された。 今回は、涅槃図を前に奉納落語が行われ、社会人落語家さん2人による落語会だった。落語の前に参加者の皆さんと「般若心経」2種類を唱和。一つは我われになじみのある、平安時代の以前に伝来した呉音のものと、もう一つは江戸時代隠元禅師が伝...

  10. 有難いことに体験会、満席 !  【仏画曼陀羅アート】

    有難いことに体験会、満席 ! 【仏画曼陀羅アート】

    一昨日の仏画曼荼羅アートの体験会、大入り満員!当初10名定員で告知されたが、一週間で満席。文化センターから20名に変更しても構わないか、という連絡をもらった。関心を示していただけるのはありがたいことなので二つ返事でOK。個人的に募集をかけても集まらないが、公的機関の力というか信頼感の違いを実感。 いろいろ話をさせていただいた。和気あいあいの2時間だったように思うが・・個人的にも楽しい時間を過...

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