"小説" の検索結果 3267 件

  1. 「一九八四年」を読んで~その3

    「一九八四年」を読んで~その3

    その3愛情省で、彼はどれだけの拷問を受けたことだろう。空腹、殴打、電気ショック、抜歯、骨折、窓のない部屋、ただただ恐ろしかった。あれから何日、何か月、何年経ったのかわからない。一刻も早い死を!ウィンストンはそれだけを願う。毎晩この本を開くのが辛かった・・・また拷問が待っている。なによりも驚愕したのは、党中枢にいながらも革命組織の一員だとウィンストンに近づいた男、オブライエンの出現だった。ウィ...

  2. 半分、茶色い。

    半分、茶色い。

    ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃんちゃらちゃんちゃんちゃんちゃらちゃんちゃらちゃんちゃらちゃんちゃ〜ん(『アイデア』のイントロで)最近益々黒猫パトさんの毛色が、、半分、茶色(チョコレート色)くなって来ました。しっぽ立ててホイ!葉っぱ食べてニャん!あったかくってパア〜!なんて可愛いそぶりで誤摩化してみても、、(日影で見ても)やっぱり半分、茶色(チョコレート色)な、黒猫のパトさんなのでした。最近、某...

  3. 「梅の実と種と」

    「梅の実と種と」

    落ちた梅を拾って、ざるそば一人前のザル二つほどの量を干していたら、いつの間にか、全て種になっていた。落ちた時にはついていた虫に食べられたのかもしれないし、その虫もろとも梅の実を小鳥が食べてしまったのかもしれない。乾いた梅の種は梅干よりもなお、干されっ放しで、カラカラに乾いていた。梅雨になったというのに、干からびたまま、そこに転がっていた。私は、干からびた梅の種をまた拾い集めて、山に埋めようと...

  4. 「一九八四年」を読んで~その1

    「一九八四年」を読んで~その1

    (あらすじと結末が書いてあります、ご注意ください)前からこの本のことは、知っていた。ユートピアの反対の「ディストピア(暗黒世界)」を描いたSFだと分かっていた。いつか出会いたい本だとはずっと思っていた。NHKEテレ「100分de名著メディア論」(スペシャル版)の再放送をみることができて番組中で高橋源一郎が、この本を薦めていたのをみて、読んでみたいと強く感じた。全体主義の恐怖と聞いても、そうか...

  5. 「麦藁と御勢大霊石神社(みせたいれいせきじんじゃ)」

    「麦藁と御勢大霊石神社(みせたいれいせきじんじゃ)」

    軒に使う麦藁を取りに小郡まで伺う。束ねてあった麦藁を拾いつつ、こぼれ落ちた穂もかき集めていく。トラックに積みながら、機械で刈り取られた裸の麦のようで、物腰が柔らかく、今にも折れそうではあるが、一度集まると、その柔らかさは弾力を持ち、茅を優しく支えてくれるものなのだ。と改めて思う。その後、お近くの御勢大霊石神社に伺う。杉皮葺の屋根を拝見する。奥さんが出てこられて、屋根裏も拝見させていただく。江...

  6. 新作はお兄ちゃん

    新作はお兄ちゃん

    もう6月だそうです。1年の半分が終わったそうで…こわ。新しい生活もなかなか楽しく、まぁやりたいように生きています。バタバタとあっという間にすぎた1ヶ月でしたが、新生活に慣れたところで小説を再開です。(いやべつに今までサボってたわけじゃなくて)新作のタイトルは『 溺愛 ~どうか 夢のままで~ 』特殊なカップルをいろいろ描いてきましたが、今作は兄妹。妹を溺愛する優しいお兄ちゃんが出てきます。…も...

  7. チョコレートコスモス

    チョコレートコスモス

    立ち上げたばかりの学生劇団に一人の少女が入団を希望してきた。演劇歴はゼロだが、天性の勘で違う人間になりきることができる飛鳥に、劇団員だけでなく、たまたま彼女の「練習」を見かけた劇作家・神谷は驚嘆する。一方、芸能一家出身の響子は子供の頃から研鑽をつみ、才能ある若手女優として活躍していたが、伝説の巨人が手掛けるという新作劇の噂を耳にし、どうしても出演したいと切望する。やがて開催されたオーディショ...

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