"智恵子抄" の検索結果 17 件

  1. みどりの日

    みどりの日

    今日は5月15日ですので、もう11日前のことになりますが、みどりの日に、新緑の山を見に豊田市の松平郷へ行ってきました。松平郷は徳川家のルーツといわれている松平氏の発祥の地です。ここには松平東照宮をはじめ、初代松平親氏(ちかうじ)をまつる高月院、松平城址など松平氏ゆかりの史跡が多く残っています。高月院は松平氏の菩提寺になっていて、徳川家康によって寺領が与えられ、明治維新まで時の将軍家から厚い保...

  2. 梅雨晴間

    梅雨晴間

    梅雨の晴間がつづいています。なかなか散歩に行けないので、庭や畑に咲く花を見て歩きました。やはり何といっても、今は紫陽花の花です。お友達にいただいた挿し木の紫陽花です。名前は忘れましたが、ひとつひとつの花の形とブルーの色が好きです。去年の花のあとの剪定がうまくいかなくて、たったひとつのこの花しか咲きませんでした。今年は気をつけなくては……。この花は何年も前から毎年咲きます。とても丈夫な花で、バ...

  3. 武藤紀子著『宇佐美魚目の百句』

    武藤紀子著『宇佐美魚目の百句』

    この度、武藤紀子主宰が『宇佐美魚目の百句』を刊行されました。ふらんす堂百句シリーズの一冊です。俳句の道を志した主宰が、三十年にわたり師事されてきた宇佐美魚目先生の百句を取り上げて鑑賞し、その句の背景や、句に込められた思いをひもといておられます。「ホトトギス」「年輪」「青」「晨」における句作のなかから編まれた句集『崖』『秋収冬蔵』『天地存問』『紅爐抄』『草心』『薪水』『松下童子』などから特に個...

  4. 雪と翡翠

    雪と翡翠

    暖冬と思っていましたが、思いがけず、クリスマス前に雪が降りました。私が散歩に出たころは、すっかり青空となり、雪はだいぶ解けていました。雪を振りかけたような竹藪です。川沿いを歩いていくと、川に沿ってきれいな鳥がまっすぐに飛んで枯枝に止まりました。よく見てみると……やはり翡翠です!たまに見かけることがありましたが、こんな寒い時期には、初めてです。冬の翡翠です。こんな光景も見ました。一週間前に見た...

  5. 野分雲

    野分雲

    雑木林の高い木の上に、白い大きな木の花のようなものが見えます。近づいていくと、白鷺が止まっています。梅雨のころには、青鷺が塒にしていました。季節の移り変わりといえば、田んぼの稲も日に日に育っています。十日ほど前には、稲の花が咲いていました。今朝は、もう稲穂が実っています。次には稲穂が黄金色に変わってゆく様子が楽しめると思います。さて、台風の季節でもあります。稲刈りまで大風が吹かないといいので...

  6. 玉虫そして鶏頭

    玉虫そして鶏頭

    散歩の途中、子どもたちが何かのぞき込んでいます。「なに?」と声をかけると、「たまむし?」と言う。やはり玉虫ですが、もう生きてはいないようです。そっと裏返してみました。アスファルトの上とは、少しかわいそうと、倒木の上に置きました。朝から、美しいものを見ることができました。玉虫の季語は夏ですので、やはり秋になると命を終えるのでしょうか。おみなえしは、秋の七草のひとつですが、盛夏のころからずっと咲...

  7. かたつむりとでで虫

    かたつむりとでで虫

    「あめふりあめふりいやなあめ……」子育て中に、よく息子と読んだ『まりーちゃんとおおあめ』のまりーちゃんのつぶやきです。このところの大雨に心が痛みます。それでも、雨が小止みとなれば、散歩に出かけます。鬼灯が色づきはじめています。コンクリートの擁壁に、かたつむりのタイルが、嵌め込まれた素敵なお宅があります。その横を通り過ぎたとき、「あっ、かたつむりにかたつむり!」と目が点に。じっと見ていると、も...

  8. 夏蕨

    夏蕨

    そろそろ、あの葡萄畑に葡萄が実っている頃と思い、散歩のまわり道をしました。やっぱり!青葡萄です。袋掛はこれからのようですが、葉と青葡萄と木洩れ日のコントラストが何とも言えない美しさです。いつもの畔川沿いの雑木林の樹上には、昨年と同じように青鷺の番がいます。あたりを窺っているようです。木の下では、蕨が丈を伸ばし、夏蕨となっています。「なにゆえの痩せとも知らず夏蕨」宇佐美魚目『紅爐抄』「夏わらび...

  9. 池めぐり

    池めぐり

    このところ、手軽にいけるところにある池巡りをしています。三好池は、現在、池の堤防の大掛かりな耐震工事中です。一周4Kmほどの、なかなか見られない池の光景です。池沿いの公園は、河津桜が満開です。藪椿の大木も花をいっぱいつけています。そして、落椿です。「落椿動かぬ水のおそろしく」武藤紀子『冬干潟』池の水面に落ちた赤い椿でしょうか。「おそろしく」……現実の景でしょうが、この不思議感がいいですね。「...

  10. 三河地方の節句飾り

    三河地方の節句飾り

    豊田市平戸橋の民芸館に用事がありましたので、平戸橋駅から勘八峡へ歩いて行きました。木々は、春にむけて、そろそろ芽吹こうとしてるでしょうか。矢作川の水はぬるみかけているでしょうか。鴨たちは帰る力を蓄えているでしょうか。そんなことを思いながら民芸館へ向かいました。第3民芸館の一室に「三河地方の節句飾り」が展示してありました。三河地方で三月や五月の節句に飾られていた土人形です。お雛様や武者人形など...

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