"円座" の検索結果 191 件

  1. 大干潟

    大干潟

    藤前干潟へ行ってきました。名古屋駅から、あおなみ線金城ふ頭行きに乗って、野跡駅で降りました。駅のすぐ近くの交番は"汐止”。〈あおなみ〉〈ふ頭〉〈野跡〉〈汐止〉という名称に徐々に川の水と海水がまじりあう河口の干潟にそして海に近づいていく期待が高まります。ここへ来るとやはり、松並木の美しさに感動します。早春の松原は干潟からの穏やかな風をはらみ、その灰色の干潟の色と黒みがちな深緑とが好対...

  2. 句集「睦月」

    句集「睦月」

    「円座」同人の三好康子さんの第二句集「睦月」が刊行されました。あとがきによりますと、この題名は六十年間、苦楽を共にされているご主人様の誕生月にちなんでつけられたとのこと。十年前の第一句集の題名は、ご自分の誕生月の「水無月」。お二人の誕生月を第一句集名、第二句集名にされたお気持を思うと、感動を覚えます。今更ながら句集名の大切さを感じました。また、装丁も句集名に添っていて美しいです。主宰が寄せら...

  3. 黄鶯睍睆(七十二候のうち立春の第ニ候)

    黄鶯睍睆(七十二候のうち立春の第ニ候)

    『七十二候めくり日本の歳時記』という素敵な卓上カレンダーをいただきました。美しい七十二枚の写真を五日ごとにめくって眺めています。この五日間の候は〈黄鶯睍睆(こうおうかんかんす)〉です。写真は雪嶺の富士山を背景にした白梅の梅林です。そんな一日、春を感じに「愛知県陶磁美術館」へ出かけました。折しも、美術館では『アーツ・アンド・クラフツとデザイン(ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで...

  4. 円座72号

    円座72号

    「円座」2023年2月号が届きました。主宰の十句 雨畑硯(あまはたすずり)「花びらの白の深まる冬隣」「秋声を聞くや雨畑硯より」「ふぢばかま穂となり蝶を招きをり」「中也忌の見上げて大きやどり木よ」「車椅子金木犀を離れけり」「行く秋や夜は宇治川の音聴かん」「宇治端にもたれて秋を惜しみけり」「しろがねの淡竹(はちく)を伐るも冬仕度」「白壁にかりがね寒き頃の影」「なだらかな大和の山と冬を待つ」中田...

  5. 吟行会熱田神宮

    吟行会熱田神宮

    令和五年一月の吟行会は熱田神宮で行われました。寒晴のお天気に恵まれ、吟行日和の一日となりました。元日からもう十九日になるというのに、熱田神宮は初詣の人出で賑わっていました。正門の大鳥居です。拝殿の屋根の鰹木は金色に光り輝いていました。弘法大師お手植えと伝えられる樹齢千年前後の大楠です。茶人の愛好する太郎庵椿です。白梅の花はまだ二三輪ほど。紅梅はほどよく咲いていました。本宮の社殿の奥に清水社が...

  6. 令和5年卯の年

    令和5年卯の年

    2023年・令和5年卯の年が始まりました。年女です。果たして次の卯の年が私に巡ってくるのか、ふとそんなことを思う年始を過ごしました。去年は大晦日に家族揃って餅つきをしました。餅つきといっても「もちっこ」という電動餅つき機での餅つきです。それでも、前の晩に⒌6キログラムの餠米を洗米して笊にあげて準備しました。3家族分の鏡餅、伸し餅、あん餅、きな粉餅そして大根おろし餅など作りました。作りながら食...

  7. 雪

    クリスマスの前日の朝、雪が降りました。近年にない積雪でした。松に雪です山茶花に雪です柚子に雪です畑の葱は雪に埋まっています。玉ねぎの苗も葉先が辛うじて見えているだけです。お正月の雑煮用の小松菜は遅蒔きでしたので、やっと葉を伸ばし始めたところです。この雪のせいで使い物になるかどうか心配です。思いがけないクリスマス前日の雪、雪が植木や蔬菜を浄めてくれたと思うことにします。「松を打つ雪は鱗のかたち...

  8. 冬至近し

    冬至近し

    冬至が過ぎたらあれこれと年越しの準備をしようと思いながら、その前に私のお気に入りの場所へひとり吟行に出かけました。まずは、豊田市美術館へ行きました。もちろん今、開催中の「ゲルハルト・リヒター」を鑑賞するためでもありました。抽象画はよくわからないという先入観がありますので、今回は学芸員の方の説明会に参加しました。《ビルケナウ》の連作の背景を知り、説明を聞く前にざっと一回りして観たときに、奥に潜...

  9. 円座71号

    円座71号

    「円座」2022年12月号が届きました。主宰の十句円座「縁側に円座置かれし宿場町」「店番の婆の坐りし円座かな」「円座から眺めてをりし地蔵川」「青東風に吹かれ中山道をゆく」「さるすべり翁のあとを追ふ旅ぞ」「泉あり翁の詠みし泉あり」「歳を経し吾が影映す泉かな」「指漬けて指透き通る清水かな」「藺の匂ひ失せし茶店の円座かな」「ときをりは鳥の影さす円座かな」「俳句」十月号より中田剛氏の五句〈六情全滅〉...

  10. 吟行会白鳥公園

    吟行会白鳥公園

    令和四年11月の吟行会は、白鳥公園で行われました。「国際会議場」その前の「南広場」「白鳥庭園」「白鳥古墳」のあたり一帯が白鳥公園と言われる都市公園になっています。私たちは、地下鉄「神宮西」駅に集合し「法持寺」へ向いました。その道すがらかわいい花に目を留めました。カタバミの花とのこと。大きな柊の木もかわいい花をつけていました。「法持寺」にはいくつかの碑があります。この寺で句座を持った芭蕉や林桐...

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