エキサイトブログ

無症候性の重度頸動脈狭窄症がある患者における手術介入のない虚血性脳卒中の頻度

・無症候性の重度頸動脈狭窄症がある患者の最適な管理は不明である、というのも内科的治療が進歩して内科治療と外科治療を比較した同時期のデータが欠けているためである。・目的として、内科的に治療された無症候性の重度頸動脈狭窄症で外科的介入をうけなかった患者での脳卒中転帰を推測しようとした。・後向きコホート研究として対象は3737人の成人で、無症候性の重度(70%〜99%)頸動脈狭窄症と2008年から...

ｇGAP-v6 (GL.4.2-6) CEA 設備機器・食品防御・衛生・労働安全

来月にはちょっと金沢に行ってこようと思っているところです。昨日は今年の最高気温が35度を超えたというニュースがありました。いきなり、真夏の温度となりましたが、そのような中でも散歩を怠ることなく、出来れば毎日の運動を心がけようというそんな年齢になっています。来月の旅行ですが、外出して人に会うようなシチュエーションでは、そのお隣の福井も気になるこの頃となっています。いや、腹囲です。ポッコリおなか...

ｇGAP-v6 (GL.4.1-2)管理された環境農業

引っ掛かりやすく、一度引っかかると決着までに相当の時間がかかり、電話がつながるまでが一大事のイベントになります。サブスク解約しやすく改正消費者契約法が成立かくいう、我が家も、新型コロナで外出が危ぶまれた勢いから、ついつい30日間無料という甘い言葉に誘われて、つい、ポチっとしてしまったサブスク。一流企業のサイトといえど、その仕組みがこなれているわけでもなく、一体電話が何台あるのか、いや、担当者...

頸神経叢ブロックの深度と横隔神経ブロック：無作為化試験

・頸神経叢ブロックは覚醒した患者での頸動脈内膜剥離術(CEA)をやりやすくするのによく使用される。こうしたブロックは浅部・中間部・深部のブロックに頸筋膜との関係によって分けられる。我々の仮説として、ブロックの深度が横隔神経ブロックやその結果として起こる片側横隔膜運動に有意な影響をおよぼす、とした。・45人の患者を対象に観察者を盲検化した無作為化比較試験をおこない、待機的な覚醒下のCEAを予定...

頸動脈内膜剥離術をうける患者での星状神経節ブロックの有効性と機序

・頸動脈内膜剥離術(CEA)は頸動脈狭窄に有効な方法であり広く施行されている。星状神経節ブロック(SGB)は疼痛性と非疼痛性疾患の両方の治療に有効である。CEAをうける患者での脳保護という観点にてSGBの有効性を検証し、その機序を分析しようとした。・この後向き解析では120人の患者がCEAをうけて対象となり、研究群(SG)(60症例、全身麻酔とSGB)と対照群(CG)(60症例、全身麻酔)に...

頸動脈内膜剥離術中の脳酸素化におよぼす血行動態変数の影響

・近赤外線分光法(NIRS)は非侵襲的に脳虚血を検出する方法で、前頭葉における脳局所酸素飽和化(rSO₂)の変化をモニターすることでおこなう。しかしながら、頸動脈内膜剥離術(CEA)施行中の血行動態変動や臨床的にこうした変化を示唆する事態に反応してNIRS値が変化することを示した研究はない。この研究の目的として、血行動態変動が頸動脈内膜剥離術中のNIRS値に影響をおよぼすかどうかと、我々の所...

卵巣癌卒業！～最後の定期健診

ブログを読んでくださっている皆様へ私事ですが、報告がございます。2015年の8月に卵巣癌の手術を受けてから、再発・転移することなく5年が経過。今年(2020年)の8月で無事に卵巣癌卒業となりました術後、再発予防の抗癌剤をしていないので不安もありましたが、卒業できとてもうれしいです。これも、手術や治療をしてくださった先生や医療スタッフの皆様、支えてくれた家族・友人、拙いブログを読んで応援してく...

卵巣がん卒業まであと半年、、術後4年と6ヶ月の定期健診

2月の第2週にA病院の定期健診に行ってきました^^。今回は、14:45の予約なので半休を取ることにして12:15で帰る予定でしたが、今日に限って朝からバタバタ忙しく仕事が終わったのが12:30位になってしまいました(;^_^A会社を出て電車に乗るまでに、通り道の薬局・コンビニ全部を覗いてマスクを売ってないかチェック。朝、入ったけど完売って言われたとこが何軒かありました。朝で売り切れちゃうんじ...

プロポフォールによる鎮静は区域麻酔での頸動脈内膜剥離術の術中ストレスを軽減する

・区域麻酔での頸動脈内膜剥離術は周術期ストレス増加と関連することがよくある。我々の仮定として、プロポフォールによる意識下鎮静でおこなう頸動脈内膜剥離術は、アルプラゾラムによる前投薬のみよりも、こうしたストレスを予防するのに有益である、とした。・重大な頸動脈狭窄のある連続した合計47人の患者がこの調査に参加し、5年の経過観察をして血管合併症を検証した。全ての手術は区域麻酔でおこなわれた。前投薬...

頸動脈内膜剥離術に対する局所麻酔と全身麻酔を比較したメタ分析と逐次解析

・頸動脈内膜剥離術二対する最適な麻酔方法に関しては諸説が存在する。我々の目的として、頸動脈内膜剥離術に対する局所麻酔と全身麻酔の周術期転帰を比較評価した。電子的情報源を系統的に検索し、それぞれの電子データベースでシソーラス用語・検索エンジン・制限のパラメータに合わせて全文検索と対照単語を統合して検索をおこなった。周術期脳卒中・一過性脳虚血発作・死亡・心筋梗塞を主要評価項目とした。12の無作為...