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『吉田簑助写真集』

『吉田簑助写真集』昔の写真から。学生時代にこの方の芸に心酔し、授業をサボって前売り券発売日に国立劇場に並びました。手の動きを近くで見たくて前方真ん中の席をゲットするためでした。ネットや電話の予約はなかった時代でしたから。美しい写真集です。それぞれの演目の見どころについても簡潔に綴られています。国立劇場の長いお休みの間は、こんな本を開いてみられるのもよいかもしれませんね。

やすらぎ

十三夜は八日だったようだ。その日ではなくて、十日の望月を見たときに。 月でこそ欠けのなきのがやすしとも尾坂二杏＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

国葬を見て

一昨日、安倍元総理の国葬を見た。まず最初に、私はその国葬にいまも反対する一人である。⚫︎反対なら、見なければ良かったじゃないかと言う人もいるだろう。だが、そうすることは浅慮や短慮というもので、見てみることで、まざまざと見えてくることがあるのだ。⚫︎私の関心は、それは政府の意図するような、つまりは政治ショーにさえ、なるはずがないという予想を確認することにあった。過半の国民の反対があろうがなかろ...

モノグラムの爪革／弟３話（粋と無粋）

爪革（つまかわ：下駄などの、雨や泥除け用つま先カバー）（ 以下、前回と同様に、すべて敬称を省略させていただく。)社会に出てみると、そこは私の知らない世界だった。当時はパワハラやモラハラなんて概念など影も形もない時代、そこへ、生来のどこかぼんやり（今は、だいぶフツー）に加えて、ほとんど学生気分のままで・・・。⚫︎けれど、高橋義孝が大人の姿勢と作法を教えてくれた。それで、おかしいと思ったことは、...

モノグラムの爪革／第２話（伊丹十三、そして）

前回は、かつてルイ・ヴィトンの本山に詣でた時の話だった。若かったなぁ・・・、なんて、しみじみ。⚫︎オリエント急行とか、タイタニックみたいな客船で、優雅な旅をする人のためのものという、あのブランドへの、当時の私のちょっと腰の引けた、びびり感が、少しはお分かりいただけただろうか。下町の安ホテルから行くには、どこか敷居が高いような・・・。⚫︎（ 以下、とても忍びないが、すべて敬称を省略させていただ...

野々村仁清、キモいヽ( ˋ(00)´ )ノ

昨日の記事で「仙厓ギボン」さん、じつはトミテツさんの作品疑惑。美術品の贋作で有名なのは「永仁の壺」で、作者は加藤唐九郎さん。どうしようもないナ（ ◞‸◟ ）って思うのは、国宝だからね。で、一般人は普段「茶道具」なんか興味ないじゃん。「なんでも鑑定団」で「1000万円」なんてでるとホーッ、名前だけは覚えとこうてなことに。でもさー、コレは、ある意味洗脳じゃね？服とか、普段使いのお皿だったら「こっ...

私の“妄想”オリンピック開会式

とうとう、オリンピックが始まった。そういえば、昔、『失敗の本質』読んだことあったなぁ・・・。⚫︎それはそうと、昨夜のオリンピックの開会式を観て、つくづく思うことがあった。これまでずうっと私は、今回のオリンピックは中止すべきと述べてきて、これからだって、すぐにでも中止してもらいたいと、今も思っている。⚫︎そうなら、開会式もこれからの競技も、一切観なければよいだろうという声もあるだろう。だが、私...

平和ですね

今日は平和やなあ、耳も安穏だし気温も１９度で、穏やか友人は、こちらの変調を大丈夫かと、気づいてくれてありがと毎日３人しか訪問してないよ安泰やありがとなみんな気遣ってくれてるこれはありがたい財産ですよ・・・・地震は今日は検知できなかったぞ！これまでこのブログをやって来ていろんな人が見てくれて感謝だけど大騒動も引き起こし被害者日記になってるだけではない視点だってあるんだよ気がついてくれたらいいな...

美意識と憧れの女性（2020.9.9）

今、流行りやいいもの、話題になるものは全てインスタから来ているのではないかなーと思っています。映えないと意味がない、みたいな気持ちになります。それがみんなの価値観を作っているのだとしたら、すごい時流ですよね。それに乗っていかないといけないと思いつつも、アナログな関係性を求めてみたりする私がいます。綺麗に見せる、楽しそうに見せる、うまく見せる、でも本質は？映えない、全然いけてないこのブログです...