エキサイトブログ

レプトセファルス

オレが歩きながら見ている砂浜の範囲はせいぜい30～40度ほどの範囲とすれば、歩きながら180度ほど見ているのでしょう。海好き少年は、左右にササっと瞬間移動をします。そんな彼が目ざとく見つけたのはレプトセファルス。それはウナギ、アナゴ、ハモなどと言った魚の薄っぺらで透明な柳の葉っぱのような形の幼体です。オレが見てもフラットな砂浜から見つけ出すので、もうかないません。少年の目に感嘆するだけではな...

冬のサルパ

真冬2月の表浜伊古部ビーチですが、何も無さそうな汀線にこんなモノが打ち上がっていました。それは小さなサルパ！こんな小さくて透明なモノ、老眼のわしでは見つけられませんが、海好き少年の素晴らしい目にかかれば、見つかっちゃいます。あぁ、羨ましい。海好きの少年には、こうした浜辺が好奇心をくすぐるステキな場所なのですね。．

野兎じゃないよね

イノシシの足跡が多い若狭の浜辺、気にしはじめると、いくらでも見つかります。そして朝一番のビーチコーマーとして残しています。さて、先日の若狭では珍しい3点のトラックが続いていました。このパターンは野兎のジャンプパターンです。よく見ると、3点のうち上の2点と下の1点との間に、微かに足跡が残っていますね。怪我でもしたのか弱った足をかばったようですね。これももちろん野兎ではなく、イノシシですね。．

雪河豚

雪玉は見られなかった若狭ですが、今年はフグ祭りの真っ最中、そんなわけで雪河豚が見られましたよ。打ち上がったホシフグですが、数が半端ないので寒くてもかなり臭っています。でも、こうして雪の布団を被り、解凍途中なので接写で鼻を近づけてもOKなんですが、これから暖かくなるとどうなるのかな？？．

小骨まで愛して！

日本海側のホシフグ大量漂着、秋田、山形、新潟など多く、富山や石川でも少々？そして福井ではかなりの量が打ちあがっています。北側が海に面した美浜町の海岸では１ｍにつき１５個体ほどの漂着もありました。そんな中で驚いたのはホシフグの小骨と思われるものの漂着。海中で腐敗し分解されたホシフグの小骨がまとまって漂着です。これぞまさに大量漂着のなせる業ですね。．

黒いウミガメエボシガイ付き！

若狭の浜辺で取り上げたのは、今年初のウミガメ幼体漂着か！！！と思ったのですが、頭が無いよ誰かに齧られた？？？いえいえ、これはプラスチック製の黒いウミガメでした。エボシガイもお手頃にくっついていますしマジか！と思いましたが、去年のように生きた個体が続けざまに漂着することはそうありませんね。．

シシ神様

若狭地方は平野が少なく、山が海とが近接しており山の哺乳動物を浜辺で見ることが多い場所です。水晶浜に打ち上げられていたのは大人のシシ神様。どうして漂着したのかは分かりませんが、まさか寒中水泳をしていて波に飲まれたとか？腹腔がぽっかり見える穴が空いており、カラスなどは大喜び。砂浜にはカラスが大喜びした足跡が残されていました。．

ゴカイの棲管

いつも持ち帰りたいともうのですが、脆くて諦めてしまうモノがあります。それはゴカイの棲管です。水晶浜で見つけたこの棲管は、まさに水晶浜の砂のサンプルで美しい！何とかサンプル袋に入れましたが、やはり家で見たら砂粒に戻っていました。これは浜辺で樹脂を吹き付けておかないと無理のようです。．

先を越された・・・

浜歩きに朝から行き、汀線に足跡を見つけるとガッカリすることありませんか？オレにはあるのですよ。( ´∀｀ )オレより先を歩いてくれたのは恐ろしいイノシシ！猪突猛進と言われるように突進してきたらたまりません。林の中なら木の陰に隠れたりとかあるのでしょうが、浜では逃げ場がありません。一番恐ろしいのは大きな牙、ぶつかって来た時に引っ掛けられたら重症ですよ。あの牙は上下の顎でがっちり組み合わさり最強...

一富士二鷹三茄子

初夢に見ると縁起の良いものと言われる「一富士二鷹三茄子」この三つは、どれもビーチコーミングで運が良ければ見られるものです。私のフィールドでは、渥美半島表浜あたりで空気の澄んだ日には富士山が見られます。また渥美半島では秋の渡りの時期にサシバや鷹の仲間をよく見かけます。そして茄子は出来損ないの野菜などが捨てられたものが漂着します。さて、冬の時期、富士はよく見えますね。そして海の鷹・ミサゴもよく見...