エキサイトブログ

続くパンヘッドエンジン組付け～月曜日の授業風景～

1963 FLH 1200Oさんのパンヘッドクランク、タイミングギア、オイルポンプ等の調整、仮組みが終わり、今回本組作業となります。最近なんだか、パンヘッドのエンジンの組み付け作業が続きますが、年式違いのパンヘッドを同時進行しているので、私自身色々と勉強になります。本組の前に全て組みつけた状態で、クランクの回りっぷり確認。すべてのものが、適正クリアランスに調整した状態で、なめらかなクランクの...

ショベルヘッド組付け

福岡からお預かりのショベルヘッド２機組付け開始。基本的に一度仮組みしてまして最終確認しつつという感じです。ピニオンギアとカムギアのバックラッシュ計測調整。ほんでオイルポンプのウォームギア。スラスト量が多すぎまして。ギアスペーサー製作してスラストつめまして。ウォームギアなんで詰めすぎも良くありません。構造考えた適正値へ。タイミングマークも間違いない様ここは写真とるようにしております。スプロケッ...

パンヘッドエンジン腰下完成～日曜日の授業風景～

1954 FL 1200Uさんのパンヘッドタイミングギア周りのバッククラッシュ調整、エンドプレイ、調整、オイルポンプのチェック事と本組み、タペットのオーバーサイズ化クリアランス調整が終わり、本組してエンジン腰下完成。ここまで来るのに大変でした。ディストリビューター分解してチェック事。一部固着があったものの、状態は良いです。新品交換されている、ダイナモはモータリングチェックし問題なし。キャブレ...

差異177.3ｇ～火曜日の授業風景～

1979 FLH 1340Iさんのショベルヘッドクランクのバランス取り使うピストンも含めそれぞれの重量を計測。79年の1340 CCのクランクですので、バランスファクターは61%、左右フライホイールそれぞれでのバランスはとっておらず、ドライブサイド釣り合いウェイト重量1167.2グラムタイミングサイド釣り合いウェイト重量1344.5グラムと左右の釣り合い重量の差異は177.3グラムとそれなり...

久しぶりのブログ更新（笑）

中々更新率悪くなってきましたブログ（笑）まぁーほんと朝８時ぐらいに出勤して２２時ぐらいまでなんだかんだ作業やってくたくたになってそのまま帰るんです。という言い訳。（笑）そんな感じでだいぶ忙しくさせていただいておりまして有難い限りでございます。そんな感じで最近の仕事。東京からアイアンスポーツ。ロッカーボックス合わせ面が一か所なくなっておられます。鋳鉄の溶接は熱で組織の変化というものがおきます。...

違いが楽しい〜日曜日の授業風景〜

1952 Kmodel 750AさんのKモデルエンジンの分解計測作業を終え、車体周りの分解作業へ。今日はとにかく分解です。初期アイアンと同じく鉄トップブリッジ。ナセル内には配線ターミナルがあります。アイアンとは違いフレームの配線通し穴が空いてません。CHタンクが付くようになってから穴が開いたのだと思われます。フロントフォークアウターチームも初期アイアンとは少々形状が違います。ただこれが年式相...

日々の作業

最近さむくなってきました。店内はもう暖房つけ始めました。朝は20度きってますのでこれから早めに出社して暖房入れとかないと作業にはいれません。ピストンとか特に数値かわります。ということで日々の作業ブリーザーホールの加工が２台ほど茨城からのショベル異物嚙み込みクリアランス過大芯拾ってオーバーサイズボーリング最近のSSのブリーザーギアはテーパーが大きくなってきたのでJIMS製オーバーサイズブリーザ...

穴埋めバランス～火曜日の授業風景～

1973 FX 1200Kさんのショベルヘッド前回ドライブサイドのバランスどりは終わり、今回はタイミングサイド。磁石を使いバランスが取れるところを探すと、元々穴が開いているところに付近に磁石を付けるとバランスが取れる。つまり、穴を埋めてやればバランスが取れそうです。無駄な穴を開けるよりかは、そちらの方が良いので穴埋めをすることに。元々開いていた穴にネジを切り、バランスが取れる重量分のネジを製...

ショベルヘッド祭り

１１月突入ですね。だいぶブログさぼりました。ちょっと入庫のエンジン加工が渋滞気味なので夜な夜な作業して疲れてブログ書かずに帰宅パターンが定着しました（笑）ということで最近の作業ショベルヘッドのフライホイールスラストワッシャー部の内側がすり減ったやつの加工。0.8ｍｍほど追い込みました。これでしっかり圧入できるかと思います。ついでにお預かりしてるパンヘッド２台も溶接加工して切削したかったのです...

良好クランク嬉しい～土曜日の授業風景～

1973 TRIUMPH T140Tさんのトライアンフ前回クランクケース分解を終えたトライアンフ、今回はクランクのチェック事。ドライブサイドクランクシャフトベアリング抜き取り。圧入っぷり良好。左右コンロッドに印を付け、コンロッド分解。スラッジチューブ抜き取り清掃。ここから精密計測へ。ビッグエンドジャーナルは変摩耗無く殆ど経ていない寸法で41.245ｍｍコンロッドメタルもコンロッドナットをトル...