エキサイトブログ

身体拘束と誤嚥性肺炎 part 1.

自分が一番、達成したい目標なのにも関わらず、最近、喀痰吸引について記事にしていない・・・。というわけで、久々に喀痰吸引と関連した話題です。 いつかの記事で、「喀痰吸引を回避するには、QOLやADLも注目しないといけない」的なことを書いたような書かなかったような、曖昧な記憶があります。 今回は、そのQOLの問題の一つ、「身体拘束」について、です。 先に言っておきます。私、身体拘束は、「大嫌い」...

出血している重度凝固障害患者の管理で周術期の検討事項

・遺伝性および後天性の凝固障害は重症外傷・人工心肺をともなった心臓手術・産褥後出血での大量出血としばしば関連している。周術期管理は多元的にわたり、待機的手術での術前最適化や抗凝固薬や抗血小板療法の中止が含まれる。抗線溶薬の予防的か治療的な使用がガイドラインで強く推奨されており、出血や同種輸血投与の必要性を減らすことが示されている。抗凝固薬と/か抗血小板療法による出血の場合、拮抗戦略が利用でき...

睡眠障害予防にも！介護士の夜勤前の仮眠の取り方

介護士の夜勤は配置される人数も少ないところが多く、身体的負担が多いです。また、スタッフが少ない分、責任も重くなりプレッシャーにより精神的負担もあります。そのため、夜勤前には仮眠をとって休息し、エネルギーを蓄えておく必要があります。夜勤当日の朝は、いつもと同じ時間に起きても問題ありません。とはいえ、あまり疲れてしまうとその後の夜勤へ影響が出てきてしまうので、なるべく体力を使わない過ごし方を心が...

手術患者の全身麻酔中における安全性転帰の指標に関するレミマゾラムとプロポフォールの比較：系統的レビューとメタ分析

・レミマゾラムは新しい鎮静薬で手技鎮静や全身麻酔に逐次承認されているが、臨床研究が限られていたりサンプルサイズが小さいために完全に検証されているわけではない。現在の臨床研究では手術患者における安全性転帰の指標としてレミマゾラムやプロポフォールの全身麻酔(GA)への使用に集中しているが、研究ごとに結論が異なる。本研究の目的として、GAでの安全性関連転帰の指標が手術患者でプロポフォールよりも優れ...

当たり前でないことに気付いた２

６０代、スクールソーシャルワーカーやカウンセラーとして仕事をしていたが、その頃から聞こえが悪くなっていった。補聴器を使用したが、片方を落としたか？別のショップで新たに購入した時に全然調整が合っていないと言われたことがある。道理で調子よく聞き取れるものでもなかった。高額で購入しても当てにならないものだと思ったことがある。徐々に悪くなっていったのか？人の話を聞く仕事なので、全身を耳にして聞いてい...

ロッキー岩川の脳出血後遺症との共存生活；ありがとうで始まり、ありがとうで終わる一日

ロッキー岩川の脳出血後遺症との共存生活；「ありがとう」で始まり「ありがとう」で終わる一日 こんにちは。ロッキーです。今年も既に3月です。皆様如何お過ごしの事でしょうか？ 2月中頃からは典型的な三寒四温の天気のくり返しで、気温の差の激しい日が続いており、体調を維持するのが大変です。 真冬の寒さになったかと思えば、4月上旬の陽気になってみたり、自律神経の失調が起きやすい日が続いております。 所...

障害年金受給

去年１１月に請求した障害年金の結果が届きました。無事承認されました。手帳は３級を所持しておりました。障害の内容は自閉症スペクトラム障害。アスペルガーですね。年金請求の準備を始めたのが去年４月ぐらい。概ね１年程度かかりました。転職が多いものの一般就労でした。たまたま請求時に障がい者雇用だったもののフルタイムでの就労と言う点が懸念材料でした。精神障害は申立書等の書類が難しいと聞いていたので社労士...

モチノキ

竹生島（ちくぶじま）にあるモチノキの巨樹。樹齢400年だという。樹高はさほど高くないが幹と枝ぶりには大いなる風格が感じられる・・・。

時事・政治➡食糧危機に向けたコオロギとは、狂った政治に歯止を!

時事・政治➡イナゴは、食べてもコオロギを粉末化しても 食糧としては、危険!これ程までに国民を殺戮する政権は、珍しい。その背景には、様々な要因の潜んでいる事を国民は、察知しなければならない。その昔、戦争直後、食糧不足に苦しむ国民は、イナゴを佃煮にして食糧として食べた。それは、苦肉策としてのもの。...

感染性心内膜炎(IE)に関するちょっとニッチな話題

今までも色々取り上げてきました。医師国家試験でも沢山関連問題が出ていますし、患者層や治療法の変化の影響を受けて疾患構造が大きく変化してきたことを含めて、より重要な疾患であると考えています。感染性心内膜炎経口抗菌薬スイッチEnterococcus faecalisによる感染性心内膜炎(IE)の診断基準感染性心内膜炎ハイリスク患者への歯科治療時の抗菌薬予防投与の是非黄色ブドウ球菌菌血症のマネジメ...